蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

(´・ω・`)さんの記録 2014年12月15日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 飽浦小学校
実施日 2014年6月24日~2014年12月9日 実施時間 実施回数:8回  実施時間:56時間

活動内容の概要
火曜日に学習支援で飽浦小学校へ行く。
1日に今日はどこの学年が中心となるかが決まっており、その日はその学年に主につく。
1~6時間の中で、2時間目は3年生の算数、3~4時間目は2年生の図工、5時間目は4年生の算数に支援すると決まっている。
その他の授業や休み時間は中心となる学年につく。
活動の総括
 飽浦小学校では、特別支援学級の子ども達も含め、1年生から6年生まで全学年の子ども達と触れ合うことができた。毎回2年生、3年生、4年生への支援が必ずあったため、この学年の子ども達とは最も仲良くなることができたと思う。しかし、それ以外の学年にも、2年生、3年生、4年生への支援を行う授業以外の授業で接することができたので、各学年の雰囲気は掴み取ることができたのではないかと思う。
 ここでの実習は、自然と担任の先生の話し方をまねしてその学年の子ども達に話しかけることが多く、教えてもらわなくても自然に知識・技術を得ることができた。身近にお手本となる人がいると、自分も成長できることがわかった。また、日々反省点がでてくるので、それを次はどうしようかと考え、意識も高く持つことができる場所だった。日ごろ大学で座って受ける講義もためになることはたくさんあるが、すぐに身につき実践できる知識がごろごろあって勉強になった。
 公立学校の子ども達は、やんちゃだったり生意気な子どもが多いという偏見があったが、そんなことは全くなく、みんな素直な子どもばかりだった。例えば1年生から6年生全員をひとくくりに見ていたのが、各学年をひとつひとつ見ることで、やんちゃ、生意気な子どもは確かに見られたが、成長過程でのやんちゃさや生意気さで、心は全員かわいらしいということがわかった。
 保護者と地域の方々とのかかわりも見られ、公立学校の子ども達は見守られていると感じた。学校が終わった後のかかわりあいなど、この辺はなかなか附属小学校では見られない公立学校ならではの良いところだと思った。
 飽浦小学校は少人数の学校で、1学年約11~18人ほどしかいない。どちらかと言えば、1学年30人以上が普通の学校に比べ、目は届きやすい環境だと思う。 飽浦小学校の先生方は子どもが少ないところを活かし、学級だけでなく学年全員の子ども達に目をよく配って配慮し、また、上級生に下級生のお世話をお願いする等、短所を長所に変えるよう工夫していると感じた。そのため、子ども達はお世話好きで優しい子どもが多かった気がする。
 授業の支援では、では少人数学級でも支援を必要とする子どもが多かった。授業前、「この子を中心とした支援をお願いします。」と頼まれても、“この子”以外にもちらほらと支援を必要としている子どもが必ずいた。附属小学校の子ども達は塾へ行っている子どもが多かったのと、実習期間中が学生が7人ほど支援をして授業をサポートしていくためそのような傾向は見られなかったため、驚いた。
 特別支援学校では、6人など少人数の学級に2人の担任がいたりする。一方で、特別支援学校ではないだけで、30人以上の学級を1人の担任が受け持つのはいかがなものかと思った。少人数の飽浦小学校で「2人(担任の先生と私)でいっぱいいっぱいだ」と感じたのに、他の学校ではどういう状況なのだろうか。
 学校教諭には新卒扱いというものがない。それは責任感を育てたり、自ら学ぼうとする姿勢が育つため良いと思うが、不安な先生もいるだろう。この現状を見て、新卒の先生は副担任で数年、少しずつ授業もしていきながら、子どもの雰囲気をつかめるようになるまで支援側に立つという制度を取り入れても良いのではないかと考えた。そうすると、子ども達も担任の先生も新任の先生も保護者も全員が幸せになれるのではないだろうか。
 こうやって学校で子ども達や先生方と直に接していると、学校の問題点や子ども達の本当の姿がわかってくる。学習支援は、各学年の子ども達とのかかわり方、先生の授業や話し方の技術や工夫はもちろん学ぶことができるが、こういった学校に直面する問題もよく実感できた良い機会だったと思う。

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