蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

f8C4qさんの記録 2014年12月27日(土)
体験分野 その他の実習 活動の名称 教育事業の活動補助等 実施施設・機関等 諫早青少年自然の家
実施日 2014年12月6日~2014年12月21日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
研修支援補助
木育キャンプ
星空キャンプ
点検
活動の総括
 まず、ここ諫早青少年自然の家では実習生が私一人ということもあり、埋もれることなく自身の仕事に対して真摯に取り組むことができ予想もしていなかった収穫が多くあり、この実習を様々な方々に教授されながら行えたことに心より感謝したい。

 今回は、私が補助ではあるものの指導者の一員として子どもにどれほどのリーダー性を発揮し、信頼され、統率でき、いい方向へ導くことができるのかを、ほんの一時ではあるが試してみたかった。今回の2回の教育事業に参加していた子ども達は、自らもしくは親に促されて参加する子も多く活発な子も多かったが、最初はもじもじしておりなかなかうまく話せない子も多くいた。そんな中でも、このような場に慣れた子は積極的に大人である私にさえ声をかけてくれたり場を盛り上げてくれる子もいて、なにも私だけでクラス経営するのではなく時には子どもたちに任せて自主性の中でクラスを形成してもらうことが子ども達の為なのかと感じた。 実際に、キャンプの反省会でも、クラスの方針は子ども達を見て決めるのがよく、逸脱しない限り子ども達の意思を尊重しながら進めるべきとも聞いた。また、そのようなことができるためには、普通なら見落としてしまうであろう子どもの小さな挙動などまで見れるような観察力が必要である。こどものことをしっかりと見ていることは、子どもは「自分はちゃんと見てもらっているんだ」と安心感を抱けるようになるのである。この実習では、一歩引いた場所から子どもたちを見ることができず、子どもたちにある種の友達感覚を与えてしまった。
 以前の補助として参加した小学校の野外体験学習の時も経験したのだが、子どもの輪の中に入って、仲良くしながらも活動に集中してもらえるように専念したつもりであった。しかし、私の子どもとの接し方は子ども達になれ合いの感情を抱かせてしまったため、子どもたちに思いっきり雪の球を投げられることや、身内話が飛び交ったりと失敗した。そのため、子どもに指示をしてもあまり聞いてもらえないことがあった。今後は、適度に子どもの近い存在でいながらも、距離をとることも大事にして、学級の絶対的存在になれる行動をとるようにしなければならない。

 学級担任については、自分のクラスには厳しくしていなければならない。
 
 職員の話に対する聴き方が大変悪い子がいたのだが、すごい剣幕で一喝入れると「その時は」ではあるが空気が一変していた。やはり、いちばん初めに大声で怒るのは子どもたちにもインパクトが大きく、その後の危険行為等の抑止力になるので良いとは思ったのだが、まだまだ私は子どもに嫌われたくないと思ってしまうことが強く容易にはできないと感じていた。しかし、クラスに喝を入れるのは一学期の初め始業式後すぐにが最もよく、クラス全員が見ているので今後のクラスに繋がってくる。また、同時に、先生がクラスに判断されるときでもあると聞いて緊張する最初の場面だと思った。
 他のスタッフの方から聞いた「叱り方」は、今後の私の叱り方にも大変参考になった。叱るときの基準は2つあり、その子のやっていることが「他人に迷惑をかけていないか」「自分に悪影響を及ぼさないか」であった。どんなに小さなことでも、その子の為にならないのであれば、見逃さずに叱ることが大事である。また、叱る時にも、「なんで」そのようなことをしてしまったのか、今後は「どうしていくべきなのか」を本人に考えさせなければならない。

 キャンプの最後に行った反省会では、様々な教育現場について実践に基づいた貴重な話がいただけた。学級担任は、自分のクラスには厳しくしていなければならない。しかし、子どもの周りが鬼ばかりだと逃げ場がないので、隣の担任の先生であったり近くの先生が優しくするということが必要であり、それに伴い先生間の密な情報共有が重要になってくるというのだ。それができず、担任がクラスに甘いと学級崩壊につながるという。
 授業に関しては、どれだけのことを教えることよりも子どもがその教科を好きになる授業を作り出すことが重要であり、授業でやったところがテストに出て確かに点数を取ることで自信がつき自然にその教科が好きになるというのだ。これはつまり、先生が有言実行していることになり、子どもの信頼を得ることにもなる。それから、忘れてならないのが、子どもを褒めることである。もし、点数が悪くても、いいところを見つけ出し積極的に褒めることで子どももやる気が出てくるというのだ。実際に先生も、授業の初めは励ましから必ず始めていたようだ。
 反省会は少し砕けた形で行ったほうが自由な意見が出て、いろいろな方面の内容も出てくるので、今後活用していきたい。
 今回参加したキャンプは、2日間で終わるものしかなかったが、これが3日以上になってくると子ども達の疲労も限界に近づき、体調を崩す子もいれば、子ども同士の大きな衝突が起こりかねたりもすると危険度が増してくるので、キャンプが長引く際は十分に子どもの様子を見ることと危険予想を準備万端にしておかなければならない。
 それから、星空キャンプが終わった後に「病人・けが人が一人も出なかったことが一番良かった」と聞き、幼稚園の先生も同様のことを言っていると感じ、私は、少々の怪我は大丈夫と思っていたのだが、今回で理解でき考えが改められた。現場でも、課外体験学習や運動会、修学旅行等があるが、病気や怪我なく終わらせることを大事にして計画・実行していかなければならない。
 それから、今回は、丸太の階段つくりや雪降る中の星空観察など一生子どもたちの記憶に残る活動に参加できたことを嬉しく思う。現場にいってもこの気持ちを忘れずに多くのいい思い出を子どもたちに与えられる先生になりたい。

 これらのことを机上の空論ではなく、現場でじかに体験しながらまだまだ知らないことに気づけたいいものになった。今後の学びの中でも、実際に体験したことを活かしてより深い教育概念を確立できると思う。そして、教育の難しさを強く感じるとともに、もっと教育について考え・実践していきたいと思えるようになった実習であった。

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