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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 諏訪幼稚園 |
| 実施日 2009年5月8日~2009年7月10日 |
実施時間 実施回数:10回 実施時間:65時間 |
活動内容の概要
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・保育援助
・観察および記録
・清掃
・絵本の読み聞かせ |
活動の総括
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約2ヶ月の実習期間は毎回とても楽しくて、あっという間に過ぎてしまった。最初は、教育実習のように子どもたちに毎日会うのではなく、週に1回というペースなので、子どもたちが私を受け入れてくれるだろうかという不安もあった。しかし、毎回子どもたちは笑顔で迎えてくれたので、不安もすぐに消えてしまった。そのおかげで、実習中は元気いっぱいの子どもたちや先生方と接して、多くのことを体験し学ぶことができた。
私はこの実習で、「教師の子どもたちに対する言葉掛け」について観察しようと決めていた。昨年の附属幼稚園での教育実習では、年少児クラスに配属になり、子どもたちに掛ける言葉は具体的に表現することや子どもたちの代弁者になることなどを学んだ。今回は年長児クラスに配属になり、言葉掛けに関して、年少児と年長児の違いに驚くこともあった。実習を終えて最も感じたことは、子どもたち自身が考えるような言葉掛けの重要性である。先生は「~しなさい。」と注意をしたり、指示をしたりするのではなく、「どうすればいいかな?」と子どもたち自身に考えさせたり、「さずが、~ちゃん。よくできているね。」とできている子どもを褒めることで、周りの子どもたちに今何をしなければいけないのかを気づかせたりする言葉をよく掛けていた。先生の言葉に対して、子どもたちは考えたり、行動に示したり、子どもたち同士で注意しあったりしていた。年長児になると、今までの経験を生かして、多くのこと自分たちの力で取り組んでいかなければならず、先生方も自分たちで考えることができるように、最低限の援助に努めているようだった。そのため、子どもたちの年齢に合わせた言葉掛け、考えさせるような言葉掛けが必要なのだと感じた。また、遊びのなかでも言葉掛けについて学んだことがあった。それは、子どもたちの遊びを引き出す言葉掛けである。言葉を掛けることで、個人個人で取り組んでいたことが、グループの取り組みになったり、スケールの大きい遊びに発展したりしていた。先生が言葉を掛けることもあれば、子どもの発言を広げることもあった。子どもたちにとって、遊びは社会性や協調性、創造力など、いろんな力を身につけることにつながるため、その遊びを発展させていく言葉掛けも大きな役割があると感じた。自分に自信がもてず、周りに言われなければ、行動できない子どもや自分自身を表現できない子ども、遊べない子どももいると聞くなかで、子どもたちが主体的に行動できるようになるには、日々の積み重ねが必要だと思った。
諏訪幼稚園では日々の保育のなかで、誕生日会や遠足などの行事の他に、茶道や英語、運動、クッキング、SI遊びなど多くの取り組みを行っている。これらは、園や学年、クラス単位での取り組みであるため、私は学校の授業のようなものではないのだろうかと考えていた。しかし、子どもたちの笑顔で楽しそうに取り組む姿、真剣に集中して取り組んでいる姿を見ると、やらされているという思いで取り組んでいるのではなく、自らのやりたいという思いで取り組んでいるんだなということがよく分かった。幼児期にこのような様々な経験をすることで、子どもたちにとってプラスになる多くの力を身につけることができるのだろうと思った。多くの行事や取り組みを行うにあたっては、先生方の綿密な打ち合わせや連携、保護者の方の協力などが必要であり、教員と保護者、みんなで共に子どもたちの成長を支えていこうとしていることを感じることができた。
実習中、子どもたちだけでなく先生方や保護者の方が笑顔で幼稚園に来ている姿を見て、先生方や保護者の方にとっても、幼稚園は楽しい場なんだと感じると共に、その笑顔が子どもたちにとっても、幼稚園を安心して過ごすことができる場にしているんだと思った。教師という仕事は責任もあり、簡単な仕事ではない。しかし、子どもたちと接することで、どんなに大変でも、元気にもなるし、笑顔にもなる。改めて、教師の良さを感じ、教師になりたいと思うことができた。
最後に、このように多くのことを学び、有意義な実習期間を過すことができたのも、先生方や子どもたち、保護者の皆様のご協力があったからだと感じております。お忙しいなか、丁寧にご指導をしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。この実習で学んだことを今後に活かせるように頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。 |
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