蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

6AmB5さんの記録 2015年5月30日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 西町小学校
実施日 2015年5月21日~2015年5月29日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・給食指導(準備、食事、片づけ)
・運動会(準備~片づけ)
・昼休みにおける子どもたちとのふれあい
・授業中のサポート(個別指導など)
・教室清掃、丸つけ など
活動の総括
1、“子どもたちと本気でぶつかるについて
 今までの実習では、子どもたちに嫌われることを恐れて、たとえ子どもたちが悪いことをしていても“叱る”という行為ができず、見過ごすことが多くありました。しかし、今回の実習では、「嫌われるかも」「私なんかが怒って大丈夫かな」といった迷いや不安を捨て、子どもたちと真正面から向き合う努力をしました。まず、子どもたちと向き合う上で大事にしたことは“子どもたちをよく観察する”ということです。まず、子どもたちの性格やどのような意図、考えをもってその行動をしているのかなどを把握するため、子どもたちの言動や行動に注目しました。観察をしていると、1年生の子どもたちは、まだ“自分の意思をはっきりと伝える”“人の気持ちを考える”ということを学んでいる途中段階であることに気づきました。そのため、無意識のうちに人を傷つけたり、喧嘩をしたりということが多々ありました。そこで私は、やみくもに叱ったり適当に子どもたちの仲介をするのではなく、しっかりと双方の子どもたちの声に耳を傾け意思伝達の手助けをするようにしました。そうすることで、子どもたちも先生が自分たちを注意する意味が分かったり、自分の行為が間違っていたのだと気づき認めることができるように思いました。今までは、子どもたちがいけないことをしていると“叱らなきゃ”ということばかりが先行し、子どもたちの気持ちなどを忘れてしまっていたため、うまく叱れなかったのだと気づきました。今回、子どもたちの気持ちに寄り添って、自分も子どもたちと同じように本気になることで、自然と子どもたちを叱ることができ、また子どもたちも素直に注意を受け入れられるのだと感じました。ただ、子どもたちを叱った後には、たくさんその子どもたちを褒めることも大切だと思いました。やはり、子どもたちにとってはどんなことであれ“叱られた”ということが強く頭に残ると思います。それが、これからの学習意欲をなくすことにつながったり、自己放棄、または人間関係形成の障壁にならないようにその後のフォローが必要不可欠だと思いました。“子どもと本気でぶつかる”ということは一見難しそうだけど、自分が本気でやっていると、それが自然と子どもたちに伝わるのだなと感じました。

2、“子どもたち一人ひとりの良さを見つける”について
 実習中たくさん子どもたちとかかわることで、私は子どもたち一人ひとりの個性やいいところを見つけることができました。自分から自分の得意なことを伝えてくれたり、いつも笑顔で元気いっぱいなどといった、表面上に現れる“よさ”を持っている子どももいれば、なかなか表面に出ないが、うちに秘めている“強さ”や“良さ”を持っている子どもたちもたくさんいるように感じました。ある児童は、授業をさぼろうとしたりいつも人に悪さをして先生に怒られてばかりだけど、運動会では人一倍クラスメートを応援したりと、“素直に人を応援することができる”といった“良さ”をもっていました。またある児童は、いつも友達のことを気にかけていて、その時々にやさしい言葉かけをしたりととても“友達思い”な面を持っていました。私は、どんな子にもそれぞれ“良さ”があり、それを教師が敏感に感じ取り伸ばしていくことで、子どもたちの自己肯定感を高めることができるように思いました。

3、“子どもたちに思考を促す授業を学ぶ”について
 今回の観察対象となる小学1年生の授業を見ていて感じたことは、“勉強が楽しい”“学ぶことが楽しい”“もっと学びたい”といった授業に対する子どもたちの意欲・関心を引き出し、これからの学びにつなげていくことを一番大切にしているなということです。このクラスでは子どもたちの意欲・関心を引き出すために座学よりも活動的なものを多く取り入れたり、子どもたちが主体的になれるものを多く取り入れているように感じました。ただ、活動的なものを取り入れすぎると、授業の目的があやふやになったり、子どもたちがじっくり考えるという機会が失われやすいので、時間配分やメリハリをつけることが大事だと思いました。また、授業中は子どもたちが自分の考えを発言する機会が多くあり、教師と児童による言葉のキャッチボールが盛んにおこなわれているように思いました。小学1年生の子どもたちは、授業中自分の興味を持ったところで急に立ち止まり、授業から脱線していくということが多くみられます。それらを防ぐためにも、教師が常に子どもたちに声かけをしながら授業を進めていくことが必要で、そのためにも教師と児童による言葉のキャッチボールは大切だなと感じました。さらに、子どもたちに思考を促す授業をするために先生は段階を踏んで授業を行っているように思いました。集中力を長く持続させることが難しい子どもたちは、一回の指示で聞ける範囲も決まっています。だからこそ、細かく課題を提示しながら、一回一回全体で問題解決の時間をつくることで、一人ひとりが考える時間を持てるようにしているのだなと思いました。子どもの成長段階によってさまざまな工夫が必要な授業ですが、常に子どもたちを観察し、子どもたちの今を見つめていくことが授業を行う上でも大切だなと感じました。
 最後に、私は、今回の学習支援実習を通して、さまざまなことを学ぶことができました。今までの附属学校での参加観察実習とは違い、塾に通っていない児童が多く在籍しているごく普通の学校の様子や先生方の姿、子どもたちの表情、様子を見ることができました。もちろん、子どもたちとかかわる中では、わからないことや対応に戸惑う場面も多々ありました。しかし、自分なりにたくさん考え試行錯誤し、失敗を繰り返す中で解決の糸口を見つけることができたように思います。今後教師を目指していく中で、今回の貴重な体験を生かし、さらにレベルアップしていけるようこれからも努力を続けていきたいと思います。西町小学校にかかわるすべての方々、今回は本当にありがとうございました。

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