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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 その他の実習 |
活動の名称 博物館の教育的活動の準備や進行に携わる活動 |
実施施設・機関等 長崎歴史文化博物館 |
| 実施日 2015年6月26日~2015年12月12日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:40.5時間 |
活動内容の概要
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<主な実習内容>
①文化財セミナーや講演会などの準備や受付などを行う
②修学旅行や調べ学習で来館した学校の児童生徒の案内
③博物館の倉庫の整理や送付用の封筒の準備 |
活動の総括
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私は今回実習を行うにあたって二つの目標を立てていました。一つ目は、「教育普及に向けて博物館はどのような活動を行っているのか」について理解することであり、二つ目は「文教施設としての博物館の特徴とはなにか」について知ることです。
1 教育普及に向けて博物館はどのような活動を行っているのか
長崎歴史文化博物館では、修学旅行生や学校の調べ学習を受け入れており、他にも教育普及活動として年間を通して子どもから大人に向けた講演会やセミナーを行っていました。講演会では博物館や外部の専門家が最新の研究の成果について説明されており、大人が多く参加していました。それに対して、セミナーでは体験を通して学ぶ取り組みがなされており、多くの子どもや保護者が参加していました。このように、博物館では様々なイベントを用意し、幅広い層の人々が訪れ、学ぶことができるように工夫がなされていました。イベントの中にはその時期の話題に沿ったものもあり、その中で私は「親子でまち歩き 世界遺産コース」に参加しました。この時は、産業革命遺産が世界遺産登録されたばかりだったので、子どもたちの関心も高く、イベントに向けて親子で学習してきている親子やイベント後に帰って調べてみようと言っていた親子を見ました。
以上のことから、博物館では幅広い層に向けた様々な教育普及活動が行われており、親子に向けたイベントでは、イベントを通して親子で学んだり、またそれをきっかけとして親子で博物館を利用するようになったりすることで家庭教育の向上に貢献していることに気付きました。
2 文教施設としての博物館の特徴とはなにか
博物館の特徴としては、専門的な職員である学芸員がいることや豊富な資料があるなどがあります。私は今回の実習を通して多くの学校の修学旅行や調べ学習の案内に加わりました。その体験を通して、学校教育の一環として博物館を利用する際には、注意するべき点がいくつかあるということに気付きました。
一つ目は、学習する内容を教師や子ども、博物館職員がしっかりと把握しておくことです。調べ学習で博物館を訪れている学校の中に、職員の説明を聞いていない子やしおりに何をメモすればいいのかを分かっていない子どもがいました。私も実習の中で、こどもに「今日はなにをしおりに書けばいいんですか」と聞かれたことがあります。子どもたちが何を学習するのかわかっていない状態であれば、せっかく博物館で学習する意味がありません。そのため、教師は学校での事前学習を通して博物館を利用する目的についてしっかりと子どもたちに説明し、子どもたちの学習意欲を高めた状態で博物館を訪れられるように準備するべきだと思いました。また、博物館での学習では豊富な資料の中から必要なものを探し出さなければならないため、職員が果たすべき役割も大きいと思います。それ故に、教師は事前にしっかりと職員に学習の目標を伝え、職員が十分に準備できるようにするべきだと思います。
二つ目は、事前学習の段階で子どもたちにマナーを身につけさせておくことです。博物館は学校と違っていろいろな人々が利用おり、また貴重な資料が保管されています。そのため、周りの人の迷惑をかけたり、貴重な史料を傷つけたりしないためにもマナーについてしっかりと指導する必要があると感じました。マナーについて指導を行い、ルールや時間を守った行動をとらせることは、限られた時間の中で充実した学習を行うためにも必要だと思います。
今回の実習を通して博物館が、学校教育や家庭教育の向上のために大きな貢献をしているということを知りました。現在、私は教師になることを目指しているので、将来教職に立った際には、実習を通して学んだことを活かして子どもたちが博物館で一つでも多くのことを学び取ることができるように工夫していきたいと思います。 |
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