蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

明智さんの記録 2015年10月13日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 運動会と授業の参加観察実習 実施施設・機関等 長崎市立 仁田小学校
実施日 2015年5月24日~2015年9月9日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:23時間

活動内容の概要
5月24日
・運動会の準備、片づけ
・運動会の係のサポート
9月4~9日
・授業の観察と支援
・給食の準備と食事
活動の総括
1.”障害のある児童に対してどのような工夫をしながら学習支援を行っているのか”について
仁田小学校では、特別支援学級としてにこにこ学級というクラスが作られていて、私は3日間その学級の朝の会を観察し、先生がどのような工夫を行って指導しているのか学習した。クラスには3人の児童がいて、いずれの児童もそれぞれ普通学級の在籍をしており、1時間目に45分かけてみんなで朝の会を行うが、その他は普通学級で授業を受けたり普通学級では一緒に受けられないときは特別支援学級で学習する。朝の会の時に、自分が今日1日何をするのか確認する。その把握の工夫として、先生がプレートを準備して児童自ら目で見て確認できるようにしていた。障害のある児童には、目で見てわかる工夫や自分の動きをわかりやすく把握させることが必要であると感じた。
児童の中には読字が苦手な子や計算が苦手な子がいて読むのが苦手な子にも読む機会を与えて、読むことを積極的にさせていた。また、計算が苦手な子には最初易しい問題をさせてから少しずつ計算に慣れる工夫をしていた。苦手だとしても、文字や文章を読むことや計算は生きていくうえで必要な力であるので、苦手なりに少しずつでもできることを増やしていってあげることが自信にもつながっていくのだと感じた。また、先生は児童ができたことをひとつひとつしっかり褒めていた。褒められるということはできたことを認められるということであり、それも自信につながっていくものであると私は思った。だから、健常児と比べたりするのではなくて少しずつでも努力してできたことを褒めながら成長させていくことが大事であると学んだ。

2.”授業時に子どもたちの思考を促すためにどのような問いかけをしているのか”について
普通学級の授業も観察したので、問いかけについては普通学級についてまとめる。まず授業の入りに前回の授業の復習をして思い出させている先生が多数いらっしゃった。やはり、前の授業とのつながりを大切にし、どのように関連していくのかということを児童自身で考え、しっかりつなげて考えることがその授業への関心にもつながるのではないかと思った。また、児童が間違えたからと言って、回答を否定することなく児童の考えを認めてあげることも大切である。しかしながら、児童が自ら考えて発表したことをまとめながら授業の方向性を引っ張っていくのは非常に難しい。児童に質問を投げかけると、相当たくさんの考えが挙げられる中で、それを整理して展開しなければならない。その中で、なるべく強引さがないように進めたい方向にもっていくことが重要だと感じた。私も授業をする際には、児童の考えをしっかりとまとめ上げられるように、授業の準備が必要である。

3.その他
~運動会について~
運動会では、私は記録係として活動した。私が担当した記録係の仕事としては、開会式開始から閉会式終了までのタイムを細かく記録することであった。その間、本部席に座っての作業だったのですべての競技を間近で見ることが出来た。この実習では、先生方の運営を間近で見ることが出来たので、自分が小学生のころには知ることもなかった苦労を知った。授業だけではなくて、このような行事ごとでも教師のサポートが大きいのだということを知ることが出来た。

~障害のある児童について~
仁田小学校の今年の特別支援学級の先生は、今年初めて特別支援学級を受け持ったそうである。最初は、3人の児童をどう支援していけばよいのかなど全く無知だったそうだ。しかし、毎日一緒に過ごしていれば、性格も特徴もだんだんわかってくる。私はまだ4日触れ合ったくらいではあまり深く分からなかったため、その3人の行動に対する疑問も少なくなかった。
私が一番疑問に思ったのは、Kちゃんが教科書の最初のページから最後のページまでずっとペンですべての文字を追う行動である。授業で指定されたページを開くことはない。私はずっと観察していて不思議でたまらなかったが、特別支援学級の先生曰く、これで勉強をした気になっているのだそうである。このような行動が分からないからと言って、無理矢理やめさせたり行動を強制させたりしてはいけないと思った。
特別支援学級の先生が、障害のある児童を先生なりに分析して把握している姿を見て、私もまずは児童を観察しながら性格や特徴を理解してあげることが一番大切であると感じた。障害の特徴を知ることはもちろんだが、障害の特徴通りであるということもないし、それぞれの子に性格や個性が存在する。そのようなことを理解して接することで適切な支援が出来ていくのではないかと考えた。

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