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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 へき地実習 |
実施施設・機関等 南島原市立 慈恩寺小学校 |
| 実施日 2015年9月29日~2015年10月4日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:42.5時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸つけ、個別指導など)
・授業参観
・運動会の補助(準備、係り、片づけなど)
・地域の方々との交流
・子どもたちとの交流 |
活動の総括
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今回の実習では、3点を目標にかかげ取り組んでいた。以下に、目標に応じて一点ずつ振り返りを行う。
1.子どもたちに積極的に関わり関係を築く。
今回の実習では約一週間という短い期間であったが、全校児童24名一人ひとりと多く関わることができた。24名の児童の中には、周囲からの反応を多く求めている児童、細かな指示が必要な児童、特別な支援を要する児童と様々な実態があった。それぞれの児童に応じて適切な関わり方ができていたとは言い難いが、先生方の様子を見てどのような言葉かけ、どのような動き方が児童に伝わるのかということを学ぶことができた。また、授業時間だけに関わらず、昼休みや休み時間にも児童と多く関わる中で、特別な時間をつくらなくても縦のつながりが強くあったり、上の学年が下の学年に教える機会が多くあったりするというような人間関係形成における小規模学校ならではの良さを知ることができた。しかし、その反面、人数が少ないために人間関係の修正の難しさがあったり、学級の中での役割が固定してしまったりといった難しさもあるように感じた。
この実習で学んだ小規模学校における子どもたちの様子や関係における良さを教育の中で生かしていく方法を考えるとともに、実習を通して見えた小規模学校ならではの課題は私自身の今後の課題とし、学びを深めていきたいと考える。
2.少人数の学校における授業の特徴について知る。
実習では、1年生、2年生の単式の授業と3,4年生、5,6年生の複式学級での授業の様子を観察することができた。慈恩寺小学校では複式学級のクラスであっても、学年ごとに教室を分けて別々で学習することが多くあった。そのため、児童と先生が1対1で授業を行うこともあり、1人ひとりの学習は充実しているように感じた。しかし、集団にいるからこそ生まれる競争意識や「やらなければならない」と自分自身に対する意識は少人数の学級では高めにくい部分があるようにも感じた。また、多面的な視点からの意見交換や話し合いの活動など少人数では難しい部分もあるが、そこは先生が様々な視点からヒントを与えたり、複式学級など集団を少し大きくしたりして、子どもたちの学習環境が充実するように設定されていた。その他にも、複式の授業として学年ごとに異なる課題を行う際は、授業の後に上の学年が下の学年の児童に教える場面が見られたり、学年を超えて助け合う様子が見られたりし、これも複式学級での授業の特徴であり利点でもあると感じた。
3.学校行事を通して、地域との関係やつながりについて知る。
今回の実習では慈恩寺小学校最後の運動会があり、地域の方々と関わる機会も多くあった。運動会の前日には児童の保護者や地域の方々、先生方が集まり餅まき用の餅を作ったり、運動会終了後には地域の方々と食事をする機会があったりと学校と地域の関わりの強さを感じた。その中で、実際に地域の方々との活動を行い地域のことについて知ったり、様々な会話の中から関係を築いたりすることが地域と学校のつながりを強くするうえで大切であると感じた。また、運動会の準備や係等にも地域の方々が入り、児童はもちろんのこと、地域の方々の協力なしでは成立しない運動会であるようにも感じた。さらに、児童から慈恩寺小学校の歴史を聞く中で、「学校のプールは地域の方々の協力によってできている」ということを聞き、昔から学校と地域のつながりは強くあったのだということが分かった。この関係は、先生方が子どもたちのことを常に思い教育を行う姿勢と、みんなで子どもたちを育てようとする地域の方々の意識があるからこそ成り立つものであると感じた。そして、私自身保護者の方々と関わる中で、児童も保護者もこの慈恩寺小学校が好きであることも伝わってきた。このことも、学校と地域を結びつける源になっているように感じた。
今回の実習では、閉校記念の運動会ということもあり、たくさんの貴重な経験をさせていただいた。その中で小規模学校ならではの良さや課題、地域との結びつきなど様々なことを学ぶことができた。この学びを無駄にすることなく、今後もさらに学びを深めていきたい。 |
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