蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

さきさんの記録 2015年10月4日(日)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島実習 実施施設・機関等 五島市立 奥浦小学校
実施日 2015年9月24日~2015年10月1日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:51時間

活動内容の概要
・複式学級における授業中の観察およびサポート
・運動会練習のサポート
・休み時間における子どもたちとのふれあい(休み時間,給食指導,昼休みの遊び等)
・運動会当日の競技への参加
・運動会当日の準備のサポート
活動の総括
1.離島の学習形態について学ぶについて
 今回,離島実習を行うにあたり,私自身,複式学級というものがどのように学習が進められ,どのように子どもたちが過ごしているのかというものの実態について初めて見ることができた。私は主に3・4学年の複式学級に入らせてもらった。3・4年生となると学校においては中学年にあたり,学校にも慣れ,1・2年生のお手本とならなければならない学年である。そのような中で,子どもたちは運動会などの学校行事では係り活動など5・6年生に習いながら挑戦しようとする姿も見ることができた。また,普段の学校生活においては,2学年が同じクラスにいるため,上の学年の子が下の学年の子に注意する姿や,協力しようとする姿なども多く見られ,そのような部分では単式の学級では見ることのできないものを見ることができたのではないかと思う。また,子どもたち自身にもそのような心の面がきちんと育まれているのだと感じた。また,複式学級であるからこそ,子どもたちは他学年へ先生が指導へ行き,自分たちだけで学習を進めなければならない部分も見られたが,指事をきちんと聞き,学習を進めている場面も見られ,子どもたちが3・4年生になって自ら学習しようとする気持ちも持ちながら学習しているのではないかと感じた。しかし,複式学級であるため,1つの学年が少ない。そのため,たくさんの意見を出すことは難しく,ひとつの考えに集中してしまう部分も見られた。先生方はそこを崩そうと言葉かけを行っている場面も見られ,人数が少ないからこそそのような部分にも配慮が必要なのだと感じた。授業を見ていて私の心に残った言葉は,「間違いを恐れるな。間違ってもよか。間違った人がたくさん覚える!」というものである。子どもたちに先生が何度も言っていた言葉である。このような言葉を多くかけ,子どもたちが多くの意見を出せるように授業づくりを行っているのではないかと感じた。これは複式学級においても単式の学級においても共通する言葉ではあると思うが,特に人数が少ないからこそ自分の意見も言いやすいということもあると思うため,子どもたちにはこれからも間違えを恐れずにたくさん挑戦してほしいと思う。

2.信頼関係を築くについて
 今までの実習で私は低学年を観ることが多く,中学年のクラスに入って見させてもらうことが初めてであった。そのような中で最初はどのように子どもたちに接していけばいいのかわからず,不安があった。しかし,子どもたちは私があいさつをすると大きな声と笑顔であいさつを返してくれた。また,子どもたちは私にすぐに近寄ってきてくれ,いろいろな話をしてくれた。そのようなことからも不安はなくなり,私自身,心を開くことができたのではないかと思う。どんな学年であっても,きちんとこちらから心を開けば子どもたちも返してくれるのだと感じた。また,私がクラスに入って最初の時間に先生が一人一人と自己紹介をする時間を設けてくださった。そのため,早い段階で一人一人と話をすることができた。このような時間を設けてくださったことに感謝します。本当にありがとうございました。
 さらに,私は,計画書を書いている段階で子どもたちの名前を早く覚えるということを目標の一つにあげていた。1日目で3・4年生の顔と名前は覚えることができたため本当に良かったと思う。しかし,すぐに出てくる段階ではなく,間違えて呼んでしまうこともあった。子どもたちにとって名前はとても大切なものであると私は考える。そのような中で私が間違えてしまうようなことがあったため,そこは反省すべき点でもあると思う。最終日には他学年の子どもたちの名前も覚えることができ,子どもたちからもたくさん声をかけてもらえるようになっていたため,この1週間という短い時間ではあったが,信頼関係を少しは築くことができたのではないかと感じている。
 休み時間などでは,子どもたちは自分のやりたいことをする子が多く,みんなで遊ぶということが最初はなかなかできなかった。しかし,運動会が終わり,次の週に入るとみんなで遊ぶ日や子どもたちの方から「みんなでドッヂボールをしましょう」という言葉をかけてもらったりということがあり,みんなで何かをするということは少し行うことができた。しかし,本当は私自身がもっと自分からこのようなことを発言し,行動しなければならなかったのではないかと感じている。1週目よりは2週目になって少しは行動に移すことを意識したが,もっとできたのではないかと私自身反省している。次にこのような機会があれば,今回のことを活かしてさらに行動に移していきたいと思う。

3.運動会への参加について
 今回の実習の期間のなかに運動会という学校行事においては大きなイベントが含まれていた。離島の運動会というものがどのようなものなのかとても楽しみに私はしていた。人数が少ないためにきちんと行うことができるのかなと思う部分もあったが,小学校・中学校・市民運動会が一緒になって行うということが非常に驚きであった。このような運動会を経験できたことは本当によい経験であったと感じている。運動会においては,係りの活動などに私も動いてはいたが,どのようにしていいのかわからないことも多くあったため,うまく動けない部分もたくさんあった。これは経験しないと分からない部分でもあるのかもしれないが,もっと視野を広く持ち,行動できるようにならなければならないのではないかと思った。
 また,このような運動会であるからこそ,中学生が小学生の手本となるようにたくさん行動し,運営を頑張っている姿が見られ,子どもたちにとっても良い影響になるのではないかと感じた。また,小学校・中学校・市民の運動会が一緒になって行えることは,本当にすごいことであると思った。というのも,このように行うためには連携がとても大切であるからだ。地域の方々とも連携し,地域で子どもたちを育てようとすることは本当に素晴らしいと感じた。当日の様子を見ていても,どこの子であるということを地域の方々はわかり,走っている姿をみて「○○ちゃん(くん)頑張れ」というように声をかけている姿が見られた。本当に地域とのつながりが強いところであるなと感じた。このようないい経験をさせていただいたことに本当に感謝したいと思う。

 今回の離島実習を通して,私は本当に人の温かみを感じることが多かった。離島という場所で人と人のつながりが強いことを感じ,とてもいいところだなと思った。先生方には実習の期間中のご指導や民宿と学校の送り迎えなど本当によくして頂いて感謝の言葉しかありません。私は,複式学級のこともわからない状態で学校に行くことになったが,一つ一つ丁寧にご指導していただいたおかげで本当に実りのある充実した実習を行うことができたのではないかと思っている。本当にありがとうございました。今回の経験を活かして,大学生生活や卒業してからの生活に活かしていきたいと思う。

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