蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

houseki11さんの記録 2015年11月26日(木)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 野外体験実習(西町小学校)
実施日 2015年11月4日~2015年11月5日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
<1日目>
①トレッキング
…山道を歩く中で、子供たちの安全面や体調面を気にしながら交流を深めていった。
②イニシアティブゲーム
…すべての子供たちが班内で主体的に活動できるように声掛けをしたり、アドバイスを行ったりした。
③班長会議
…1日目に関してよかったことも悪かったことも2日目に生かせるように助言した。
④天体観測
…子どもたちと一緒に楽しみながら星に興味を持ってもらえるようにした。

<2日目>
①MOSTゲーム
…自分に割り振られている班だけでなく、すべての班にヒントであったり、アドバイスであったりと平等性を保てるように意識した。
②野外炊飯(カレー作り)
…安全面に配慮し、この活動を行ったほうが効率的だろうなと思いつつも、子供たちが主体的に自分で 考えることができるようにできるだけ見守ることを心がけた。
活動の総括
今回の野外体験実習において子どもたちから学ぶことがたくさんあった。
まずは1つ1つの活動について振り返っていきたいと思う。

トレッキング内でのある出来事だった。ある子が、「先生も含めてみんなでしりとりしながら歩こう。」といきなり発言をした。私自身どうしていきなりしりとりをするのかその当時よく分からず、思わずその子に「どうして?」と聞いてみると、「だって先生と仲良くならんば2日間楽しくなかけん。しりとりやったら先生も知っとるやろ?」と言われた。
その時は本当にうれしかった。まだ出会ってそんなに時間が経っていないのに仲間として受け入れてくれたということに感動した。遠慮せずに私が小学生当時に流行っていたある作戦を使ったり、すこし大人げないことをしたりしながら…。本気で楽しむことが出来た。トレッキング中は少々きついこともあったが、そのおかげもあるせいか、お互いに助け合いながら活動することが出来たと思う。

イニシアティブゲームにおいては、回を重ねるたびに「こうしたらよかって!」であったり、「次は成功させようや!」であったりと前向きな発言が多く聞こえたように思う。どこの班であったかは忘れてしまったが、ある男の子が最後の方で勢い余ってボールを落としてしまい、落ち込んでいた。しかしながら、同じ班の子たちが「お前のせいだけではなか。次は成功させような。」と肩をたたきながらスタート位置に戻っている姿を見て、思わず涙が出てしまった。励ましあいながら、そしてお互いに応援しあいながらゲームをしているあの雰囲気はとても居心地がよかった。

班長会議においても子供たちの視野は広いなと思った。1日目の自分たちの行動についての反省を様々な角度から言っているのが印象的であった。私自身が初めに思っていたよりも子供たちは自分自身を見つめ、次の日に生かそうとしている様子が見られ、驚いた部分もあった。

2日目のMOSTゲームにおいては、班ごとの様々な個性が見られた。D班だけについているとほかの子どもたちの表情をみることが出来ないうえに大学生がいる班が有利と思われるのも申し訳ないと思ったので、今回は危険箇所と思われるに立ちながら見守っていた。ある班は班長がある場所で待っていて班員が出来るだけ多くのカードを見つけ、班長に報告するという作戦をとっていたり、ある班はある個所のカードを全員で探したのちに別の個所に移動するという作戦を取っていたりと班の個性が見られとても面白かった。活動中の子どもたちの表情はとても真剣であり、時にはカードを見つけたさにぶつかってしまうという場面もあったが、どの班も協力して活動している姿が多く見られたと思う。

野外炊飯においては、子どもたちの様々な工夫であったり、チームワークが見られたりした。自分の役割をきちんと把握し、1人1人がおいしいカレーを作るために頑張っている姿が多く見られた。火をおこす担当の子はどのように木を積んだら火が付くか、火の調整はどうしたらよいか、お互いに話し合いながら活動している様子が見られた。また材料を切る担当の子はどのように切ったら効率よく火が通るか、野菜の皮をどのように剥けばよいかをお互いに確認しながら切っている様子が見られた。そしてその後材料を鍋に入れるとなった時、班員全員がお互いにどのタイミングで入れればよいか確認しあいながら調理している姿に二日間で培ったチームワークが現れているなと感じた。ごはんもおいしく炊き上がり、とてもおいしいカレーが出来たのではないかと思う。だからこそ、あの子も食べ過ぎてしまったのだろう。自分たちが作ったカレーを食べているときのあの笑顔は今でも忘れられない。

これまで具体的な活動における子どもたちの様々な様子を振り返ってきたが、この二日間において、子どもたちは様々な表情を見せてくれた。そして私が思っているよりも様々な考えを持ち、工夫しながら動いていたように思う。そこから学ぶことは教師の支援というものはあまり過度ではいけないなということだ。子どもたちは子どもたちなりにたくさん考え、自分達で行動しようとしている。その中で、教師は適度な支援と指導が大切なのだなということを感じた。

しかし、適度と適切さは両立しなくてはならないということも学んだ。先生方は子どもたちに対し、良いことは良い、いけないことはいけないときちんと指導されていた。吠えるように叱られている先生を見て、私は裏にある愛情を感じた。今後のために心を鬼にして指導されている姿に言葉は良くないかもしれないが、尊敬した。様々な経験を通して子どもたちが学んでいくためにも、その場に応じた適切な指導ができる教師になりたいなとその時思った。

野外体験実習を通して子どもたちの様々な表情、行動や先生方の様々な指導の工夫や支援の仕方を学ぶことが出来たと思う。また実際に経験することでしか得ることのできない発見をたくさんすることが出来た。この経験を通じて得たことを今後に生かしていきたいと思う。

最後に、1日目の夕方は大変ご迷惑をおかけしました。気圧が変わったことにより発作が起きたようです。養護の先生方をはじめ、皆さんが助けていただいたおかげで大事に至らずに済みました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、私たちを快く受け入れてくださり心から感謝します。本当にありがとうございました。

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