蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

まいまいさんの記録 2016年6月1日(水)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 仁田佐古小学校
実施日 2016年5月13日~2016年5月27日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:23時間

活動内容の概要
・授業中の支援(個別指導、丸付けなど)
・給食指導
・休み時間における児童とのふれあい
・運動会(係活動の補助など)
活動の総括
1.「運動会における教師の役割を学ぶ」について
 運動会は、児童にとって晴れ舞台の1つである。そして、児童を見守る大人も期待と緊張で胸が高まる行事である。私は今回、このような貴重な運動会に教師側として参加させていただいた。その中で学んだことは、「児童が主体となって運動会を作り上げるために、縁の下の力持ちとなって児童を支える(動かす)こと」と「熱中症やケガを想定し、児童から目を離さないこと、児童の異変にすぐに気づくこと」、「児童と同じように一生懸命応援し、楽しむこと」の3つだ。
 1つ目の「児童が主体となって運動会を作り上げるために、縁の下の力持ちとなって児童を支える(動かす)こと」については、係活動の補助をしている時に感じた。運動会には、放送係、記録係、招集係、審判係、用具係などの様々な係があり、主に高学年の児童が仕事をする。私は出発係を担当したが、プログラムの最初から各学年の短距離走が続けて行われたため、かなり大変だった。ピストルの弾はあらかじめ先生がちぎってたくさん用意しており、低学年用と高学年用に分けていた。また、使い終わった弾を入れる瓶も用意しており、全てセットにして運びやすいよう、かごに入れていた。後は、児童が自分でタイミングを見て弾を入れたり、スタートの合図をしたりして、係の仕事を頑張っていた。その間、先生は厳しく児童を動かすこともあったが、ほとんど簡単な指示のみだった。全て教師が係の仕事をしてしまうと、運動会が教師のものになってしまう。逆に、児童だけに任せていると時間配分などが上手くいかない可能性が考えられる。どの程度、補助をすれば良いのかという見極めが難しかったが、係の仕事を一生懸命頑張っている児童の姿を見て、できるだけ児童にたくさんの達成感を味合わせてあげたいと感じた。あくまでも児童主体であるということを忘れずに、将来は学校・地域全体で協力して思い出に残る運動会にしていきたい。
 2つ目の「熱中症やケガを想定し、児童から目を離さないこと、児童の異変にすぐに気づくこと」については、朝の職員会議の時に感じた。当日は曇りの予定が快晴になり、絶好の運動会日和だった。「嬉しい反面、熱中症の危険が高まった。」と多くの先生方がおっしゃっていた。校長先生から「11時から14時の1番暑い時間帯が勝負です。気をつけましょう。」と指示があった時、自分のことで精一杯にならずに、児童の様子もしっかり観察しておくことが大切であると感じた。また、午後の競技が始まる前に、校長先生がグラウンドで水まきをしている姿を見かけた。ただ児童のことを観察するだけでなく、自分ができることを見つけて全体のために行動することも大切だと学んだ。
 3つ目の「児童と同じように一生懸命応援し、楽しむこと」については、自分のクラスが競技中の担任の先生の姿を見た時に感じた。走る姿を写真に撮ったり、コースのギリギリまで近寄って1人ひとりに声をかけたりと、児童以上に気合いが入っていた。それは、今までのきつい運動会練習を、児童だけでなく先生も一緒に乗り越えてきたからだろう。運動会にかける思いの強さを、先生の全身から見て取れた。そして、先生の姿を見た児童がさらに頑張ろうとしている姿を見て、行事を通して深まる先生と児童の信頼関係はとても良いものだと感じた。将来は、自分の仕事に追われるのではなく、児童と一緒に楽しめる運動会にしていきたい。

2.「授業で扱う教材づくりや個別支援について学ぶ」について
 教科書とノート以外で独自に使っている教材は見られなかったが、社会でのグラフや地図、算数での問題文をコピーして配るという工夫が見られた。これらをノートに貼ることによって、細かいグラフや地図、長い問題文をノートに写す時間を短縮できていた。私も将来は、授業効率を高めるために様々な工夫をしていきたい。
 個別支援については、授業中に机間指導の時間を多く取り入れることで対応していた。ずっと手遊びをしている児童に対しては厳しく注意する様子も見られたが、困っている児童に対しては柔軟に対応をしている様子が見られた。また、ノートを見ると、その子がどれだけ理解しているのか、どれだけ集中しているのかが一発で分かる。私も1人ひとりの机を回って支援をしたが、勉強が嫌いでなかなかやる気を起こさない児童のノートは空白が多いように感じ、声かけが難しかった。まずは姿勢を正すことから意識させ、それからは児童の目線に立ち、先生の言っていることを一緒に確認することを心がけた。授業はあくまでも集団に対して行うため、個別支援が行き届かないこともあるかもしれない。しかし、授業中に気になった児童がいたら把握しておき、後で声をかけに行くなどの支援をして対応していきたい。

3.「給食指導を学ぶ」について
 5年1組での給食時間は、号車ごとに机をつけて食べていた。私は3回給食を一緒に食べる機会があったため、1日目は1号車、2日目は2号車、3日目は3号車の児童と給食時間を楽しんだ。その中で私が印象に残っていることは、パンの袋の捨て方だ。私は最初、児童たちはパンの入っていた袋をそのままぐしゃっとして捨てるのだろうと思っていた。しかし、パンを食べ終わると児童たちは袋を綺麗に三角形に折りたたみ、先生に「見て見て!これは何級?」と聞いていた。先生は「1級!」「2級!」と言いながら、児童たちの袋の三角形の大きさや綺麗さを褒めていた。袋を折りたたんで捨てることは、最後に捨てる人が困らないようにするための立派なマナーであり、この取り組みは素晴らしいと感じた。しかし、食べるスピードに関しては先生に怒られることが多かった。私も児童と話し込んでしまい、時間通りに食べられなかった時があった。片付けが遅くなると、調理員さんに迷惑がかかってしまう。給食時間は会話も楽しみつつも、時間配分を考えながら食べる進めることを私自身も心がけなければならないと感じた。

4.「児童と信頼関係を築く方法を学ぶ」について
 児童と信頼関係を築くためには、やはり「児童とたくさんふれあうこと」、「笑顔で明るく元気でいること」が大切だと学んだ。毎週金曜日の午前中だけだったが、一緒に授業を受けたり、休み時間に遊んだりする中で信頼関係を少し築くことができたように感じる。私は、名字で呼ぶのは長いからという理由で、「舞子先生」と呼ばれることが多かった。初日から親しみをもって名前を呼んでくれたことが、何よりも嬉しかった。また、2日目以降は挨拶を心がけようと考え、「おはようございまーす!」と笑顔で教室に入った。私が教室に入る時間は朝の会が始まる前で、児童は宿題のチェックなどで忙しそうにしている。しかし、私の姿を発見した児童たちは、「舞子先生だ~!おはようございまーす!」と、まるで昨日も会っていたかのように元気に挨拶を返してくれた。それがまた嬉しくて、何気ない挨拶や会話でこんなに勇気をもらえるのだと感動した。
 児童と信頼関係を築くことは、簡単なようで難しい。私は結局、実習中にクラス全員の名前を覚えることができなかった。将来は、毎日の学校生活の中でいかに児童とふれあう時間を作るかが、課題になってくると考える。偏ることなく、児童全員と会話したり遊んだりする時間を確保したい。


 仁田佐古小学校での実習は、とても充実したものでした。短い期間でしたが、先生方や児童たちには、本当にお世話になりました。特に5年1組の児童と田中丸先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。明るく優しく、笑顔が素敵な児童たちに囲まれて幸せでした。大学では実習で学んだことを活かし、小学校の先生になるための勉強をさらに頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。

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