蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

3yBm4さんの記録 2009年11月15日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 鳴鼓小学校6年2組の学習支援 実施施設・機関等 時津町立 鳴鼓小学校
実施日 2009年5月15日~2009年11月12日 実施時間 実施回数:20回  実施時間:60時間

活動内容の概要
○Sくんの授業援助・指導(特に算数・国語)
活動の総括
 今回の実習では、教育実習とはまた違い、個人の児童と深く関わり、個人の児童に対する指導を行なうことができたのがとても新鮮だった。全体に授業する場合とは違い、個人に説明する場合は、その子がきちんと理解できるよう、徹底的に、理論立てて説明しなければならず、授業をするのとはまた別の難しさがあった。授業をする場合は、発表などの機会を作り、出来るだけ一方的なものにならないようにはするが、予め準備をし、予想を立てて、展開していくものだと思う。しかし、一対一の場合は、どこが分からないのか、どのように説明をすれば理解できるのか、どのような質問をしてくるのかなど、やってみないと分からない。そのため、その度に自分の持つ知識から、その子に合った指導をしていかなくてはならないが、知識はあっても説明が下手では理解してもらえないので、本当に苦労した。小学生では、私たちが普通に使っている公式なども使えない場合が多く、計算の仕方も、学習の進度にあわせて展開していかなくてはならないため、漠然と行なっていた計算などは、言葉で上手く説明できず、困惑したことも多々あった。また、漢字や文章に関しては、やはり週に一回では中々指導がしにくく、日頃の練習が必要な教科なのだなということを感じた。算数の計算では、理論的に説明がつくので、自分がきちんと言葉に出来れば分かってくれるのだが、文章の組み立て方、漢字の形に関しては、説明する時にも、「それが決まりだから」としか言えず、本人がきちんとやる気を持って取り組まなくては、身に付けるのが難しいのだなと思った。
 Sくん個人に関しては、人より少し、覚えたり、理解したりするのに時間が掛かるが、全く「できない」ことは殆ど無いように感じた。しかし、本人は「自分は馬鹿だから出来ない」と言うように自分を決め付けてしまっていて、少し難しい問題に直面した時に、すぐ投げ出してしまう傾向が見られる。まずは、自分にたいする意識を改革してあげることが重要だと思い、声賭けを行なったためか、「出来るはず!」と言えば、「やってみる」と言ってくれることが多くはなったが、機嫌に左右されたりと波があるのがもったいないと思った。しかし、少しの間だったが、今まで関わってきて、能力はきちんとあるのだから、諦めずに頑張って欲しいなと思う。
 しかし、全体の授業をしつつ、Sくん個人の対応をするのは、難しいのだろうというのも感じた。Sくんに合わせて授業するわけにはいかないし、皆に合わせて授業すれば、「わからない」ことからSくんが投げ出してしまう。全員の学力が同じということはありえないので、どの先生もこのような問題を抱えているのだろうなと思うが、一クラスに二人の先生が常駐している、というのが、早く全体として出来るようになればいいのに、と、心から思った。
 今回の実習では、以前行った教育実習とはまた別の「学校」を体験することができ、とても興味深かった。他にもまだまだ、「教師」という仕事には知らない部分があるのだろうと思うが、その一部でも体験することができて良かった。たくさんご迷惑もおかけしてしまったが、学習支援に行く事ができてとても良い勉強になったと思う。
 ありがとうございました。

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