蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

サボテンさんの記録 2016年11月1日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長与町立 長与南小学校
実施日 2016年5月22日~2016年10月14日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・運動会
・芋の植え付け
・川遊び
・学習支援
・スポーツテスト
・就学前検診
活動の総括
 小学校での主免実習の前に、実際に小学校の子供たちと触れ合うことができた学習支援実習は、来年のための心構えや教師の仕事、児童たちとのかかわり方の準備につながったと思います。
 また、参加観察では、ある程度の能力があり、最新の学習設備の中で勉強する附属の児童しか見る機会がなかったので、公立小学校で実習することは一般的な小学校の実態を見ることができる良い機会になったと思います。受験をして入学してきた附属の児童とは違い、公立は、様々な家庭環境で育った児童がいるので、同じ授業を受けていても、理解や作業の速さに大きな差がありました。しかし、実際に教員として働く際には、附属よりも公立で働くケースが圧倒的に多いので、今の教育現場の現状を見ることができた今回の実習は非常に有意義なものであったと思います。
“適切な支援や行動ができるようになる”については、現場に行けば、学校の先生も実習生も同じ“先生”として児童たちは接するのだということを一番に感じました。児童たちが甘えでできないといっているのか本当に支援が必要なのかを見極めることや、一見普通の子と変わらなくても特別な支援が必要な子にさりげなく支援をすることが難しかったです。現場では、新米の先生もベテランの先生も関係なく、自分で考えて指導しなければならないので、適切な支援をすることを習得できたというより、「自分で考える」という教師に重要な力を養うよい訓練になりました。
“国語科教育についての理解を深める”では、私は今まで、作品を読んだり、文を書いたりすることばかりが大切だと考えていましたが、小学1年生は、ひらがなさえも知りません。何も知らない児童たちにどう教えればよいか、進度はちょうどよいか、教えている内容は適切なのかなど、一つのことを教えるだけでも、考えるべきことが多くあることがわかりました。国語的な内容そのものよりも、小学校の先生がどのような教材や、言葉・表現を使っているのかを実際に見ることができ、とても勉強になりました。
“積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係を築く”では、最初のうちは、緊張して話しかけるのもやっとでしたが、全力で児童とかかわるうちに、「先生、先生」と子どもたちからやってきてくれるようにまでなりました。また、一生懸命な姿勢が伝わることで、先生方からも信頼され、様々な役割を振っていただけました。人と人との信頼関係には、まごころや誠意が不可欠であることを改めて気づかされました。
 学習支援実習では、きつかったり大変だったりすることも多かったですが、教師の仕事や役割について自分のイメージだけではなく、身をもって実感することができました。
 特にうれしかったことは、子どもたちが自分のやったことにちゃんと応えてくれるということです。10月の野外体験の際に小学校の玄関で「川遊びの先生だ」と2年生の子どもたちから声をかけてもらいました。6月に行った川遊びのことをまだ覚えていてくれたのだといううれしさと一生懸命やってよかったという達成感を感じることができました。
 教師の仕事は農業のようなものだという話を聞いたことがあります。それは、いつ芽が出るかわからない種を植えて、農薬や肥料を与えながら大切に育てなければならないからです。芽が出るのがいつかもわからず、自分のやっていることが正しいのかわからないまま育てていくことはとても不安なことです。しかし、つらいことも大変なこともたくさんある中で、ほんの少しでも子どもたちの成長や優しさを感じられたら、すべて報われたような気持ちになります。教師の仕事の一番の魅力はそういうところにあると思うし、実習を通して実際にそれを体験することができて、本当によかったと思います。

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