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蓄積型体験学習詳細
| quantumさんの記録 |
2016年10月30日(日) |
| 体験分野 その他の実習 |
活動の名称 スクールプログラム・こどもアートクラブの準備、補助 |
実施施設・機関等 長崎県美術館 |
| 実施日 2016年8月10日~2016年10月29日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:42時間 |
活動内容の概要
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・ワークショップの準備(材料や道具を倉庫から出す、材料の加工をするなど)
・ワークショップにおける対応(制作の補助、鑑賞時の引率など)
・反省会(その日の活動の振り返り) |
活動の総括
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1.“美術館の職員の方の仕事について知る”について
今回の美術館での実習では、教育普及・生涯学習担当の職員の方々の仕事内容を体験させていただいた。これまで美術館にそのような担当の方がいらっしゃることも、教育普及生涯学習事業というのがあることさえも知らなかったので、この実習があったことで初めて知ることができた。実習の内容としては上記の活動内容の概要に書いてある通りで、主に小学生向けのワークショップにおける補助が多かった。教育実習のような学校での実習とは違い、今回は美術館のスタッフとして子どもたちと関わるということで、最初は子どもたちにどのような声掛けをしたり、補助の際にどんな説明をすればいいのかわからず、上手くできないことも多くあった。それでも美術館の職員の方々は優しくアドバイスしてくださり、回を重ねるごとに仕事内容にも慣れていくことができた。教育普及・生涯学習担当の職員の方が大切にされているのが、毎回の活動の最後に反省会を行うことだった。イベントの日だけではなく、その準備の日でも必ず反省会は行っていた。そこではボランティアさんも職員の方もその日の反省点や「もっとこうしたら良くなる」というような改善点を挙げて、スタッフ全員で情報を共有していた。誰かの反省点に対して全員が改善案を考えてみたり、予測されるシチュエーションにおける対応を考えたりしており、次回の最初にその反省点をまとめたプリントを確認して全員が把握することによって次の活動に活かすようにされていた。この9日間の実習の中で1番印象に残っているのは10月22,23日で行われたエコバッグのワークショップの回である。このときは小学生~一般の方までを対象にしたシルクスクリーンによるエコバッグの制作だったのだが、2日間共前回の反省会の内容が活かされた活動ができ、より良いサービスをお客さんに提供することができた。これまで小学生対象のイベントばかりだったのが今回は一般の方も対象ということで緊張していたのだが、反省会で挙げられたことに気を付けながら笑顔で接客したところ、ほとんどのお客さんが満足した様子でバッグを持って帰られる姿を見ることができ、充実感や達成感でいっぱいになった。私たち実習生はイベントの2日前に行われる準備や当日の対応しか携わってないが、職員の方々はそれ以前から様々な準備をされていた。職員の方々の仕事を全部体験したわけではないのだが、企画から準備、イベントの開催までで大変なこともある中、最後にお客さんが満足した様子が見られたり、子どもたちが美術に興味を持ってくれることがやりがいなのではないかと感じた。この実習を通して教育普及・生涯学習担当の職員の方々の仕事内容だけでなく、その中で得られるやりがいも感じることができ、この経験を他の場面でも活かしていきたいと思った。
2.“美術館で行われるイベントについて知る”について
今回の実習で体験した教育普及・生涯学習事業では、スクールプログラムといって学校等の美術館の利用を受け入れており、美術の教育普及に努めている。プログラムの中には鑑賞プログラム、表現プログラム、幼稚園・保育園向けプログラム、館内ツアーなどがあり、子どもたちの興味がわくような内容になっている。鑑賞の際には少人数であればおしゃべり鑑賞という鑑賞ができ、職員の方が説明を混ぜつつ子どもたちに問いかけをしたりすることで子どもたちが作品を見て感じたことや考えたことを大切にし、作品への興味を高めることができる。表現プログラムでは、エコバッグに好きな図柄をシルクスクリーンでプリントすることでさらに作品への興味・関心を深めることができる。どのプログラムも今回初めて知ったのだが、どれもとてもいい内容となっていた。ぜひ多くの学校やそのほかの団体の方にも体験してもらいたいと思う。
また、子どもたちだけでなく一般の方も対象にしているワークショップも行っている。実習で体験できたのはシルクスクリーンを使ったエコバッグ制作だけであったが、大人も楽しめる内容になっている。美術にあまり興味のない方も美術展に関連した作品の制作を通して興味や関心を深めることができるので、今後は周りの大学生にも美術館へ足を運ぶことを勧めていくだけでなく、個人的に美術館に行って展示を見たりワークショップを体験したりしてみたいと感じた。 |
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