蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

はらこうさんの記録 2016年11月28日(月)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島・へき地実習 実施施設・機関等 南島原市立 蒲河小学校
実施日 2016年11月21日~2016年11月25日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・朝のランニング
・授業中の学習支援
・昼休みの遊び
・給食指導
・翌日の準備(特に収穫祭の準備、もち米の下準備、みこしなどの準備、ブースづくり等)
・教員から頼まれた仕事
・児童の見送り
・地域の方々との交流
活動の総括
1.”へき地の子どもたちの特徴をつかむ”について
 子どもたちの使う言葉や行動にその素直さや従順さが表れていた。たとえば、人をからかって笑いをとるようなことは決してない。すれ違う大人に挨拶をする学校はどこにでもあるが、その後の何気ない会話や教員が尋ねたことにしっかり受け答えしたり、大人と世間話をしたりできていた。掃除や給食、授業中の活動を見ていても、個人差はあれど、丁寧さが見られる。また特別支援の必要な子がいたが、その児童に対する周りのかかわり方がよかった。同じ人間として扱い、当たり前にできないことを責めたりせず、ゆっくりその子に合わせて話を聞き、コミュニケーションをとる姿がとても温かみのある雰囲気に包まれていた。そんなやさしさが一人ひとりに表れていて、子どもらしいかかわりが築かれていた。

2.”子ども、地域、教員の三役のかかわり方を観察する”について
 主に収穫祭の日にその様子が見て取れた。児童は朝早くから祭りのオープニングを飾る発表の練習をしていた。一方で教員、地域の方や保護者がもち米を蒸したり、体験コーナー(竹とんぼ、しめ縄、竹でっぽう、おてだま)の設営をしている。それぞれが役割を果たし、ひとつの催しを完成させようとしていた。昔の遊びの伝承を通して、子どもたちと地域の方々の交流が生まれていた。あっという間に竹とんぼを作ってサッと飛ばすお年寄りに、子どもたちがわっと歓声を上げ、交流の輪ができていた。また、一生懸命にもちをつく子どもを応援する大人の掛け声は、自分の子どものように熱がこもっていた。それは、地域ぐるみで子どもを育てようとする人々の意思が、形になって表れた瞬間だった。子どものいないところでは、教員と保護者がいつもお世話になっていますと言葉を交わし、普段の児童の様子を教員に尋ねている姿が見られた。直接顔を突き合わせて、教員と保護者が会話をしやすいのもへき地の学校ならではの特徴なのだろうと思った。

3.”へき地の学校の授業風景や教員の指導の仕方の工夫を観察する”について
 基本的には授業のスタイルは学年ごとだった。算数や理科などは、5年生は移動教室になるなど、担任教師が同時進行で二学年まとめて授業をすることは少なかった。理科でよく見られたが、全生徒数が少ない分一時間の中で、全員に実験をさせることができていた。大規模学校では、教師が代表として実験するか、グループでひとつ実験するだけになりやすい分、全員が経験できるのはいいことだと思った。掃除や他の総合の授業に見られたが、グループでの活動のときに、縦割り班制度を導入していた。そのため、異学年の児童同士の交流も濃かった。

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