蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

p4ngmさんの記録 2017年10月28日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 授業サポート 実施施設・機関等 長崎市立 三原小学校
実施日 2017年5月28日~2017年10月27日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:42時間

活動内容の概要
・運動会や小体会、社会科見学のサポート
・授業中のサポート
・休み時間における児童とのふれあい
活動の総括
1、運動会においての注意すべき点を学ぶ
 今回の実習では運動会だけでなく、小体会や社会科見学の引率やサポートを行った。普段の学校生活とは違う時間感覚と場所の中で児童の気分が高揚することや、不安定になることを予測していたが、実際は子ども同士の気配りや声掛けで全体の雰囲気が落ち着く場面が多く見られた。
教師は特別な活動があるときのみ気配りをするのではなく、日頃の練習や準備段階で集団の規範意識や目的意識を高めるような指導をしていることがわかった。体験や結果も大切にしながら、そこにいたるまでの練習態度や協力性などもしっかり称賛し、活動の過程でも学びを深めていくことが重要だと学んだ。

2、家庭学習についての知識、理解を深める。
 家庭学習において、三原小学校では日々の宿題が課されていることがわかった。計算問題や漢字の書き取りを継続して行い、授業で学んだことを復習する。朝の時間に提出状況を確認し、日付を入れてチェックすることで努力の積み重ねを教師が見守っていることを印象付け、子どもの向上心を喚起しているように感じた。
毎日宿題があるのは辛くないかと訊ねたところ、高学年の児童からは慣れているから負担にはなっていないと答えが返ってきた。ただいたずらに課題を出すのではなく、成果をすぐに承認すると共に、能力を見極めて適正な量と質の課題を出していくという教師の気配りと児童を理解する力が子どもの学習意欲の向上や学習の習慣づけにつながると感じた。

3、学習意欲を喚起する支援について理解を深める。
 中学校での主免実習では、教師と生徒の関係性や、褒めるタイミング、生徒同士が認め合う環境が学習意欲を向上させていると感じた。それらは、対象が小学生であっても同様に重要であることが今回の実習でわかった。特に、適切なタイミングで褒めることは児童に自信をつけ、学習に面白さを感じさせるきっかけになりやすい。
授業の中で問題につまずいた児童に気がつき、考えを整理させながらその子どもが納得できる解き方を導く機会が何度かあったが、一方的に解き方を教えた時よりも達成感を強く感じているように見えた。褒めるタイミングをつくりだすためにも、それぞれにに合わせたサポートをしていくことが教師の重要な役割の一つだと感じた。

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