蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ngt1vさんの記録 2017年8月1日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 諫早市立 西諫早中学校
実施日 2017年5月16日~2017年7月28日 実施時間 実施回数:8回  実施時間:40.5時間

活動内容の概要
・授業参観(授業での取り組みを知る・生徒の観察・ふれあい)
・体育祭サポート(救護テントで係の生徒や怪我をした生徒の手助け)
・中総体引率(主に特別支援の生徒に付き、移動・応援・休憩時にふれあう)
・学習会補助(暗唱のチェック・丸つけ・文法指導・発音指導)
活動の総括
1.「生徒との信頼関係を築く」について
 学習支援の期間中、私は生徒に積極的に話しかけ、彼らが何に力を入れているのか、何が得意で何が苦手か、趣味は何かなどたくさんのことについて知ることができた。そして、生徒とたくさんふれあうことによって、それを見ていた生徒が話しかけに来てくれるという連鎖が起こることに気づいた。私が生徒に興味を持つことによって、生徒の方も私たちに興味を示してくれる、それが少しずつ信頼に繋がっていくのだと感じた。

2.「授業において効果的な指導法を知る」について
 授業参観で最も印象に残ったのは、先生の話のおもしろさだった。授業中寝てしまう生徒はおらず、全員が前を向いて生き生きとしているという理想の授業風景が実現されていた。それは恐らく先生の体験談やジョーク、おもしろい単語の覚え方などが絶え間なく組み込まれているからだろうと思った。例えば少し横道にそれて体験談を入れ込むことで、生徒の記憶に強く残り、それを単語を思い出すきっかけにするような、先生の工夫があちこちに感じられた。そのためか、どこの中学校でも聞かれる「英語の授業が嫌い」という声をここでは全く聞かなかった。これはこの中学校の強みであり、私たちも見習うべきだと感じた。

他にも、今回の学習支援で強く印象に残ったことがもう一つある。それは中総体の引率で、特別支援の生徒とたくさん関わったことだ。これまで私は、特別支援の生徒と関わることに対してどうしても不安を感じてしまっていた。しかし今回の経験を通して、私は以前よりずっと彼らに親しみを感じられるようになった。もちろん途中上手くいかないこともあったが、最後には自分から声をかけて、手をつないでくれたことがなにより嬉しかった。この経験をしたことで私は、教師の魅力を再確認することができた。

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