蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

59B9zさんの記録 2017年10月16日(月)
体験分野 離島実習 活動の名称 へき地実習 実施施設・機関等 南島原市立 飯野小学校
実施日 2017年9月19日~2017年9月24日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
主に運動会の支援を行い、小規模校ならではのメリットやデメリットを見ました。
【運動会」
当日までは、練習に参加したり、会場設営を行ったりしました。私は高学年担当だったので開会式や閉会式で前に立つ児童の礼などの指導も手伝いました。
当日は、係の仕事をしたり、競技に参加したりしました。小規模校なので人手が足らない部分が多く、出る予定のなかった地域の種目にも出ることがありました。係活動も児童が全員協議にでていて誰もいないということもあり、育友会のお母さん方に手伝ってもらいながら行っていました。

【授業について】
私は5・6年の複式学級に入っていました。今年限りの複式学級のため、授業のスタイルも完全複式ではなく、主要5教科は単式、副教科は複式という形でした。5年生は10人いますが、6年生は6人しかいないので静かな授業風景ではありましたが、それぞれが意見をだし、教師側も一方的な授業にならない声かけや発問をしていたので単調な授業ではなく活発に意見を交わす様子もみられました。
活動の総括
1.少人数クラス、複式学級について
飯野小学校の5・6年複式の児童は学年で個性にかなり差がありました。5年生は比較的に活発な子が多く、授業もにぎやかになることが多かったです。しかし、苦手な教科になると特定の児童に発言を任せる様子がみられました。6年生ははおとなしい子が多く、授業中も静かなことが多かったです。しかし、全体の状況を把握し、今何をすべきかわかっており様々な場面で全体を引っ張っていく様子が見られました。
このようにかなり違う雰囲気の学年が同じ教室で生活をするということは難しいのではないかと思いましたが、授業が完全に複式ではないこともありうまくやれているようでした。
しかし、長年顔見知りばかりの環境にいたせいか、特に6年生は極端に自発的に何かを発言するという機会が少ないように感じました。教師側も少人数ゆえに児童一人一人の特性を把握しやすく、その子がどのようなことをしたいのかを先回りして察してしまうということができてしまいます。私はそこが危険だなと感じました。特に6年生は来年中学に進学をします。同じ中学に進学してくる布津小学校の児童は人数が多いです。自分から自発的に動こうとしないと友達作りなど厳しい面があると思います。中学に入り戸惑うことがないように、近隣の小学校と交流をする機会が増えるといいなと思いました。

2.小規模校について
①メリット
実習が始まる前から予想していた通り、学校全体で児童同士がとても仲良かったです。中休みや昼休みに上の学年の子が下の学年のこと一緒に遊んだり、遊びに付き合っている姿をよく見かけました。掃除の時間も上の学年がしっかりと下の学年の子に指示をしててきぱきと行っていました。このようなところは小規模校ならではの良さだと思います。もう少し規模の大きい学校になると、同じ学年で遊ぶことが多く、わざわざ下の学年と遊ぶということがありません。縦割り班などを組まない限り交流を仕組みことも難しいです。それに比べ小規模校は1つの学年の人数が少ないので、自然と他学年と遊ぶことになります。下級生は上級生を自然と敬い、上級生は面倒見がよくなります。とてもいいことだなと思いました。
学校と地域の距離がとても近いのも小規模校ならではの良さだと思います。よくニュースでPTAのありかたについて報道されることがありますが、飯野小ではまだどこの小学校とも合併したということがないので、保護者の方々も飯野小に対する愛着心が強く、運動家も学校行事としてではなく、地域の運動会もかねているようで、地域の出し物や保護者の方の種目などが盛りだくさんでした。チームで学校を作っていく、児童を育てていくというのが近年いわれていますが、そのいい例が小規模校ではないかと思います。
②デメリット
人数が少ないということが様々な部分に影響していました。
まず授業では、人数が少ないため意見が広がらなかったり、体育では団体競技がしにくかったりといろいろ影響がありました。教師側からしてみれば人数が少ないのは、一人一人の把握がしやすかったり、目が行き届かないということが起こりにくいので指導しやすかったりもしますが、児童にとっては集団で行動するということがあまりないので経験不足になってしまうのかなと思います。掃除も大変で、人数のわりに校舎が広いので、先生も手伝ってようやく最低限の掃除ができるといった具合でした。少人数ということが学校生活の様々な場面で負担にんなっていました。

3.その他
放課後のクラブ活動が盛んすぎるということです。これは小規模校に限ったことではありません。飯野小学校ではソフトボールやバレーなどの放課後の活動が盛んにおこなわれていました。ちょうど中学や高校の部活のようなものです。それ自体は別にいいのですが、その活動をすることによって児童たちが疲れ果てているようでした。私はその姿を実際に見てはいないのですが、保健の先生によると、部活動のように土日に練習でどこかに試合にいっていたり、練習が入っていたりで児童たちが休めず、普通だったら土日に休んで月曜日には元気に登校してくるはずが一番ぐったりして学校に来ることが多いとのことでした。私は放課後の活動自体はだめだとは思いませんが、学校生活に影響がでるほどするのはどうかと思います。試合に勝つと練習に熱が入ってしまうのはわかりますが、ほどほどにしないと体を壊してしまいます。そして、小学生の時期はまだまだ身体が発達段階の途中で無理をしすぎるとけがをするおそれがあります。しかし、学校側が主催しているわけではないのでどう注意を促していけばいいのかわかりません。部活動のように過熱していかなければいいなと思います。

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