 |
蓄積型体験学習詳細
| s107024bさんの記録 |
2010年3月30日(火) |
| 体験分野 イベント実習 |
活動の名称 あーと・あうと・あると2009、でてこい!大きな紙芝居2009 |
実施施設・機関等 あーと・あうと・あると2009,でてこい!大きな紙芝居2009 |
| 実施日 2009年5月27日~2009年7月18日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:26時間 |
活動内容の概要
■準備~リハーサル
<紙芝居制作・・・でてこい!大きな紙芝居2009>
①「ぼくのなまえは、たまちゃん」・・・五島市立玉之浦小学校3、4年生との共同作品
写真紙芝居制作では初めての作品。デジカメを使用した授業で、学生が提供した「たまちゃん」というオリジナルキャラクターと一緒に、児童に様々な場所で写真を撮らせた。
児童が撮った写真をもとにストーリーを考え、写真紙芝居を作成した。
4つの紙芝居制作の中で、最も長く時間がかかった。児童に紙芝居制作について伝えず、自由に写真を撮らせたので全く繋がりがないため、ストーリーが浮かばず、また、児童が撮影した写真を平等に選ぶことも考慮していたので余計に困難であった。学年が異なる山口さん、大野さんと同じ班であったため、集合して作業できる機会があまりないと判断し、写真紙芝居制作は私が担当した。二人には他の作業を任せることにした。
②「地球侵略!?」・・・長大中等美術3年(小林、飛永、宮﨑)オリジナル作品
ストーリー、キャラクターともに自分達で考案した。始めにそれぞれキャラクターとストーリーの案を出し、それを基に3人で話し合い、決定した。写真紙芝居には私は人間役で登場する。絵で表現するよりも、写真で表現することは難しく撮影する側と協力してポーズを考えた。
③「ヤッ君クルちゃんトン君トモダチ救出大作戦」・・・大阪市立日吉小学校との共同作品 (飛永、入江 班)
児童が制作したキャラクターを基に、私達がストーリーを考え、写真紙芝居にする。児童が考案したキャラクターには、名前や性格などはまだつけられていないためだいぶん作業がしやすかった。
④「スーパーサウルスの底力」・・・諫早市立西諫早小学校との共同作品 (飛永、入江 班)
児童が制作したキャラクターを基に、私達がストーリーを考え、写真紙芝居にする。キャラクターの名前や特徴まで児童が考えている。まずは紙芝居に使いそうなキャラクターを選ぶ。全ての児童のキャラクターを登場させてあげたいという思いがあるため、キャラクターの特徴がわかる場面をいかにして作るかが難しかった。セリフのところどころに聞き覚えのある文句やギャグなどを取り入れ、様々な工夫で紙芝居を見に来る子どもたちの興味を引くことを狙った。
<見本作品制作・・・あーと・あうと・あると2009(長大生とアートすると2009)>
小さい子どもが描ける絵はどのようなものかということを考えず、自由に自分が描きたいものを描けたことがよかった。一応4つのグループがあり、それぞれの特徴を取り入れた作品を作らなければいけなかったのだが完全に無視して自由に描いたことと、また、私はペン画が好きなのでそれを主に用いて描いたのだが、「500色の色鉛筆による色の玉手箱」というテーマで色鉛筆が画材のワークショップであったため、残念ながらほとんどがサンプルとして使用することができなかった。しかし枚数が多く大変だったものの描くこと自体は楽しめた。
<リハーサル>
ワークショップ本番前の初めての美術館となった。また、幼稚園教育コースの人たちとも初めての顔合わせとなった。
●幼稚園教育コースの人への当日何をするか、使用する道具の説明と試し描き
●グループ内(めろんグループ)での役割決め(受付など)
●会場の設営・装飾(壁の装飾、看板作り、サンプルや簡易説明のプレート作りなど)
●ケーブルテレビの取材
●当日の子ども達の動線確認(実際に子ども役を設けてやってみる)
・口頭での説明だけではなく、実際にやって見せた方
がわかりやすい
・小さい子の場合はずれないように、定規なり用紙な
りを抑えてあげた方がやりやすい
・どの形の回転定規を使えばどの絵を描くことができるのかということを教えてあげる
・子ども達の作業するペースには個人差があるので、時間内に仕上げられるように上手く促してあげる
・色塗りをするときは何色で塗りたいかイメージさせる、アドバイスをするなどして、色鉛筆を一度にとりすぎることを防ぐ
などの課題を発見。
<チラシ配布>
上長崎小学校、坂本小学校、西北小学校、純心中学校 担当
必ず事前に電話でアポをとる。美術館からあらかじめ宣伝の連絡がいっている学校は、ある程度イベントについて把握しているが、そうでない学校には簡単な説明も添える。あくまでこちらからお願いという形なので礼儀として、やはり訪問するときはスーツで行くべきである。どの学校からも、良い印象を受けたという意の言葉を頂き、快く迎えてもらった。
私達のワークショップにおいての主な担当は「長大生とアートすると2009」であったが、「でてこい大きな紙芝居2009」も同時開催するということも忘れずに宣伝する。
■本番での活動記録
<1日目>
11日 10:30~
・「長大生とアートすると」でめろんグループ
・小学生の女の子一人担当
・おとなしく、どんな絵を描こうか、また何色を使おうかはっきり示すことができない様子だったので、積極的に話しかけて促した
・一発目だったので、幼稚園コースの学生にも若干目を配りながら活動した
11日 11:30~
・「長大生とアートすると」でめろんグループ
・小学生の女の子一人担当
・あまり補助は要らず一人でできていたので、隣で一緒に描いて参考になるようにした
・他のスタッフと一緒に活動している子にも積極的に話しかけたり、子ども同士の作品の見せ合いなどをした
11日 12:30~ 「でてこい大きな紙芝居」
11日 14:30~
・「長大生とアートすると」でめろんグループ
・就学前の女の子一人担当
・回転定規を使うのは難しいということなのでぬり絵できるようにかいてあげると、回転定規に興味を持ち、頑張って描こうとしていた
・女の子が飽きないように、隣で私も絵を描くと、「きれい」だと言い、とても喜んだ
・テーブルの高さが若干高く、やりにくそうだったので、途中から膝の上にのせてあげた
11日 15:30~ 片付け、反省会、次の日の準備
<2日目>
12日 10:30~
・「長大生とアートすると」でめろんグループ
・幼稚園の女の子一人、小学生の女の子一人担当
・初めは私のテーブルに学生スタッフが他にいず、四人を担当していたが、途中で松川先輩が助っ人に入ってくれた
12日 11:30~
・「長大生とアートすると」でめろんグループ
・このときが最も多く、小学生の男の子二人、小学生の女の子一人、幼稚園の女の子一人を担当
・一人ひとりに一回一回説明するのではなく、全体に呼びかけて教えた
・保護者が一緒に参加している子は、保護者が補助して下さり、助かった
・途中はどうしても幼児の方につきっきりになってしまうが、すきを見てしっかりみんなに声をかけるようにした
・恥ずかしがる男の子に話しかけ、促すのに苦労した
12日 13:30~
・「長大生とアートすると」でめろんグループ(昼休みだったが、前の時間にとっていたので、ワークショップに参加)
・幼稚園の女の子一人、小学生の女の子一人担当
・自分から元気にしゃべる子で、手も動いていたので、作業もあまり口を出すことなく、見守った
12日 14:30~
・「長大生とアートすると」でめろんグループ
・受付で、並んでいるお客様にプレートを見せながら4つのグループの説明をした
・小学生の男の子一人担当
・母親と一緒に参加していたので、3人で話しながら取り組む
・男の子は回転定規が上手くできるようになったり、色塗りに入ったりすると夢中になり、あまり話をしなくなったので見守ることにした
・色鉛筆をわしづかみにして大量に持ってきていたので、とりすぎないように促した
・一人で黙々と描いている女の子に声をかける
12日 15:30~ 片付け、復旧作業、反省会 |
| |
活動の総括
三回目のワークショップとはいえ、やはり始まる前は不安である。一日目は雨だったので、子どもの数も少ないかもしれないと思っていてが、予想以上に押し寄せていて圧倒された。しかし、そんな不安も子ども達と一緒に活動するうちに消えてしまうことが毎年共通して感じることである。
子ども達の中には、しゃべりかけてもあまり反応がない子や、自分から積極的に話しかけて来る子や、保護者の傍から離れず恥ずかしがっている子など、様々な子どもがいる。しゃべりかけても反応がないからといって、放っておいてはいけない。どんな風に言葉にして答えたらよいかわからなかったり、恥ずかしがっているだけであり、こちらが発している言葉は聞こえているはずである。二択で質問したり、首を縦に振るか横に振るかで答えられる質問をしたり、答えやすいようにすることや、褒めてあげることや補助してあげることで少しでもコミュニケーションはとれるのではないかと思う。また、保護者と一緒に参加している子は、離れたがらない子を無理に引き離す必要はないが、別に大丈夫であるという子は、遠くで見守っていてもらうというかたちで任せてもらうと意外と積極的に取り組んだりしゃべったりするものだと感じた。
子ども達は単に絵を描きに遊びに来ているのではなく、学生と一緒に活動することも楽しみにして来ていると思うので、どんな子にも平等に接することが大切だと思った。
今回のワークショップでは、例年よりもスタッフの人数が増えたが、連携が上手くとれず人数の多さを活かすことができずに逆にぐだぐだになってしまったという印象がある。誰かがするだろうという気持ちがみんなにあったのかもしれない。わからないことがあったら受身の姿勢でいるのではなく、自分から動いて解決できれば良かったと思う。
一日目の様子を見て、並んでいるうちにプレートを見せてコーナーの説明をしたり、整理券を発行したりなど、お客様への気配りやアイディアを思いつくことに、さすが美術館のスタッフの方だと感じた。
また、子ども達との交流にあっという間にコツをつかんで接している姿を見て、さすが幼稚園コースの人たちだと感じた。
今年ワークショップを経験して感じたことは、誰が何のリーダーなのかわからないということだった。総括的なリーダーも必要だと思うが、やはりそれだけでは非常に負担になってしまっている様子だったので、仕事を分担し各グループでリーダーを設けた方が良い。
「長大生とアートすると」と「でてこい大きな紙芝居」は、幼稚園コースと中等美術で担当を分けるのであれば準備から完全に分けた方が良い。特に「でてこい大きな紙芝居」の場合はリハーサルの段階で不備が見つかったり、作成している段階を把握していないのにそれに見合った効果音やキャラ設定を考えて読むのは非常に難しく、対応に困り準備に時間がかかりすぎると思う。
コラボ作品もよいが、既成の本をみんなで図書館などに探しに行きよく吟味して選ぶとよい。対象年齢を考慮し、長いもの短いもの、内容がやや難しいもの極めて簡単なものをバランスよく配置することは大切だと思う。ただの自己満足であればどんな紙芝居を上映しても問題ないが、これは発表会ではなく子ども達に楽しく見てもらうために上映するものだと思うので、本選びにはこだわった方がよりよいものになると思う。コラボ作品については、各学校作ったものを全て取り入れるのではなく、学校側と話し合ってどれか一つに絞るのはどうだろうか。
また、紙芝居を読むときには、恥ずかしがらずやりすぎだというくらい大げさにまた、ゆっくり読んだ方が良い。一人二役をする場合特に声の調子を変えて読む必要があると思う。呼んでいる側は、台本を見て練習を重ねるうちに慣れてしまうかもしれないが、初めて聞く側としては本当に誰が何を言っているのかわからなくなる。それが退屈さへとつながってしまうと思う。幼い子ならばなおさらである。読み方が速くなってしまう要因の一つとして、時間がないということがある。時間がないということは紙芝居の数が多い。子ども達の集中力持続を考えても紙芝居の数は減らすべきである。
「長大生とアートすると」では、多くの子ども達が来場することを予想して今年の二日目から実施した整理券はぜひ取り入れるべきだと思う。今年は美術館との打ち合わせが全くできず、机の位置など会場の様子を知るにも、顔合わせをするにも全てがギリギリになってしまった。児嶋さん以外にも他のスタッフの方に当日の流れや実施する内容を知っていただくことは必要だと思う。 |
| |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|