蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

もなみさんの記録 2017年10月8日(日)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島・へき地実習 実施施設・機関等 新上五島町立 北魚目小学校
実施日 2017年10月2日~2017年10月6日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:42.5時間

活動内容の概要
・授業中における学習支援
 (丸付け、個別指導)
・生活指導(給食支援、掃除支援、挨拶運動、下校指導)
・児童との触れ合い(休み時間、昼休み)
活動の総括
1.複式学級経営や授業についての知識・理解を深める
 今回は主に1・2年生の学級に入り、学級経営や授業について学ばせていただいた。1・2年生の授業ではほとんどの授業に学習支援の先生が入られていたため、児童のみでの間接指導の場面の様子は見られなかった。しかし、国語でCDを聞いたりする時間は教室を分けて授業を実施したり、別の作業をする場合に教室を分けるなど、学習環境に配慮されてた。しかし、音楽の授業の際には、扱う楽器や楽曲が異なるが、片方の学年が演奏する際には、もう片方の学年が演奏の手伝いを行ったり、発表会形式で行うなど、同じ空間で学ぶことの良さを生かした場面も見られた。同じ空間で学ぶことのメリット、デメリットを踏まえて、教師がうまく学習環境を工夫することが重要であることを学んだ。また、3・4年生の授業では3年生が1人ということで、学習の深まりをいかに工夫するかが課題であると感じたが、先生が児童役となり、その子と別の考えを出す質問や説明させることを通して学びを定着する工夫をされていた。少人数だからと言って、できないと考えるのではなく、最大限に工夫することが重要だと感じた。

2.地域と学校との繋がりについて学ぶ
 この実習が始まる前日に「ふれあいバーベキュー」が開催され、児童・先生・保護者・地域の方など100名を超える参加があり、とても驚いた。このような会が開催され、これだけの人数が集う理由として2つのことが挙げられると考えるようになった。1つは、学校の行事が地域の交流の場として大切にされていることだ。実習期間中、地域の方や保護者の方が学校行事に対して、とても協力的だであると何度も感じた。人口がそう多くない北魚目地区にとって学校の行事が地域の行事であり、児童だけでなく地域全体が盛りあげる雰囲気が昔からあるのだと地域の方から聞いた。また、この上五島の歴史を学ぶ中で、移住者を受け入れてきた歴史を考えると「行事」が人との繋がりを深める上で重要な役割を果たしてきており、それが今でも「行事」というものを大切されている理由の1つではないかと考えた。そして、その中で「学校行事」が地域を結ぶ大切な役目を担っており、学校と地域とを結ぶ重要な綱になっているのではと考えるようになった。
そして、もう1つは、「あいさつ」が盛んであることだ。児童は学校内での挨拶はもちろん、挨拶運動を始め、登下校の際にも元気に挨拶をする姿を何度も見かけた。また、地域の方も私たち実習生に対して気さくに話しかけてきてくださった。この北魚目地区には、あいさつが浸透していると実感した。実際、あいさつを通して地域の方や保護者の方と会話するきっかけになったことが何度かあった。挨拶を通して人との繋がりができるのを実感した。「あいさつ」という小さな心がけが積み重なって大きな信頼関係に繋がり、信頼関係が人との繋がり、そして学校と地域との繋がりへと発展しているのではと考えるようになった。児童や学校の先生、そして保護者の方が毎日、あいさつ運動をされており、そのことも学校と地域を結ぶ重要な役割であると感じた。「あいさつ」という小さな心がけが地域と学校を結んでいることに気付くことができたのは、私にとってとても大きな学びであったと実感している。

3.教師の子どもへの働きかけの工夫について
 今回、私が5日間でもっとも大きな学びとなったのが「できていること」に対する働きかけである。これまで、「できていないこと」に対する指導や注意ばかりで、「できていること」に対してほとんど意識が向いていなかった。しかし、今回の実習で担任の先生や補助の先生の様子を観察していると、「できていること」に対する声掛けを積極的にされていた。そこから、「できていること」を意識して子どもを観察してみると、これまで見えなかった子どもの頑張りや成長が見えることに気付いた。それに気づいてからは「できないこと」を指導したり注意したりするだけではなく、「できていること」を認め、褒めることで子供たちがより一層やる気になったり自分から気を付けるようになったと実感した。教師の意識ひとつ、声掛けひとつで子供との信頼関係や子供が変わっていくきっかけに繋がることを学んだ。「できていること」を認め、褒め、伸ばしていくことのできる教師になりたいと思った。

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