 |
蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 仁田佐古小学校 |
| 実施日 2018年5月22日~2018年6月8日 |
実施時間 実施回数:7回 実施時間:42時間 |
活動内容の概要
| |
・授業中のサポート
・宿題の丸付け
・プリントの印刷
・委員会活動、クラブ活動のサポート
・運動会のサポート
・給食指導
・下校指導 |
活動の総括
| |
1.目標「学校生活全体を通して教師と子どもの関わり方を学び、信頼関係を築くことができるようになる。」について
→教師と子どもの信頼関係を築くためには、忙しい中でも空き時間に子どもと話したり触れ合ったりする時間を作ることが求められると学んだ。先生方は朝から夕方まで疲労感を全く見せず、授業中には子どもたちが発表する場面や活躍する場面をたくさん作ったり、給食時間には楽しく会話をしたり、昼休みには外に出て体を動かして遊んだりしていた。また、自分の学級の子どもたちだけではなく、他の学級の子どもにも積極的にあいさつをしたり、「○○さん、すっかりお姉ちゃんになったね。」などの声かけをしたりしていた。運動会などの行事では特に、教職員全員で学校の子どもたちを支えていく雰囲気が見られ、日々の子どもたちとの関わりの積み重ねが信頼関係を構築していくと実感した。子どもたちが学校にいる時間は、机の上で黙々と仕事をする時間を減らし、できるだけ子どもたちの様子を見守り、1人1人と関わりをもてる時間を大切にしていくことを心がけていきたいと考えた。
また、宿題の丸付けの仕方1つにおいても工夫を凝らすことができると学んだ。例えば、漢字ノートの丸付けでは、花丸をつけることに加えて「丁寧に書けています。」や「もっと濃くはっきりと書けるといいね。」、「最後のはらいまでしっかりと。」などのコメントを添えている先生方を多く見かけた。一言でも気づきを書くことで、「細かいところまで先生は見てくれている」と子どもたちは嬉しく感じ、それを見た保護者も安心すると考えられる。宿題が多い日は、丸付けの時間を作業だと思わず、子どもたちの頑張りを認める時間にしていきたい。
2.目標「ユニバーサルデザインを取り入れた授業づくりを学び、発達障害や困り感のある子どもへの支援ができるようになる。」について
→学校全体を見渡すと、ユニバーサルデザインは授業だけでなく、教室の掲示物や給食指導など、あらゆる場面で用いられていた。まず、授業では、ICT機器の利用や板書の工夫などが挙げられる。ICT機器の利用においては、実物投影機で教科書やプリントの絵や文字を大型テレビに映すことや、iPadで撮影・録画したものを大型テレビに映すことなどが実践として見られた。大型テレビを利用することで、子どもたち全員に情報が伝わりやすく、授業もスムーズに展開できることを実感した。次に、板書の工夫においては、学習のめあてやまとめ、ポイントを色のついたチョークで囲み、目立つようにしていたことや、行や段落、隙間を揃え、丁寧な字で書いていたこと、本時の活動の流れを構造化して書いていたことなどが実践として見られた。子どもたちは、板書をもとに1時間の授業を振り返るため、内容が整理されたわかりやすい板書を心がける必要があると学んだ。
授業以外では、教室環境を整える工夫として、前方(黒板周り)の掲示物を少なくすることで授業中に気が散ることを防いだり、かごやボックスを利用することで提出物や水筒の置き場所を決めたり、ホワイトボードや黒板を使いながら1日の流れをわかりやすく説明したりすることが実践として見られた。視覚的に見て理解できるものが多いと、教師が言葉で指示する場面が減り、子どもたちが自分から率先して行動するきっかけにも繋がるだろう。特別に支援が必要な子どものためだけでなく、全ての子どもにとってユニバーサルデザインを教育現場で生かしていきたいと考えた。
3.目標「学級経営の工夫を学び、子どもの自己肯定感や自己存在感を高めることができるようになる。」について
→1年生から6年生まで、子どもたち主体で行動する場面が多く、子どもたちが自分たちの手で過ごしやすい学級づくりを行えるように意識していた。例えば、係(委員会)活動や朝の会・帰りの会の進行、生き物の世話、休み時間の遊びなどにおいては、教師が「~しなさい」と命じるのではなく、子どもたち自身が時間やルールに沿って今するべきことを考え、判断できるようにしていた。1人1人にしっかりと役割が与えられていることで、子どもたちは学級のために貢献していると自覚でき、自信もつくと考える。
また、低学年や中学年では、「いいところ見つけ」や「今日の頑張り発表」などの活動を行い、自己肯定感を高める時間を大切にしていた。帰りの会で1日を振り返る時にこのような活動を行い、紙に記録して掲示していくと効果的だと学んだ。一方、6年生になると、「学校のリーダー」というキーワードを教師がたくさん用いており、子どもたちが学級だけに限らず、学校のために動くことを意識させることで自己肯定感を高めていた。高学年になると、行事などで下学年を引っ張っていく場面が増えてくるため、学年が上がるにつれて教師の声かけの仕方も変えていく必要があると学んだ。
短期間でしたが、現場で多くのことを学ばせていただきました。この経験を今後の教員生活に繋げていきたいです。ありがとうございました。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|