蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ruさんの記録 2010年3月9日(火)
体験分野 ボランティア実習 活動の名称 なごみの杜 実施施設・機関等 NPO法人 なごみの杜
実施日 2009年12月7日~2010年3月8日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:35.5時間

活動内容の概要
・サーキット(それぞれの子どもの好きな遊びや苦手な遊びを見つける)
・かくれんぼ(沈静効果・身体図式)
・集団遊び(手先の巧緻性・両手動作・バランス・聴覚的な注意・ルールの理解・「動」と「静」の動きの切り替え・状況判断・口腔機能・図地判別・触覚刺激が入る活動 など)
・反省会
・保護者の方との懇談会
活動の総括
 なごみの杜での活動に参加させていただき、本当に多くことを学ぶことができた。
 まずは、一人の子どもと長期にわたって活動をすることで、その子の成長に深く関わることができるということである。ここでは、一人の子どもを複数もしくは一人のリーダーが担当する。私は、先輩リーダーとふたりで小学生の男の子を担当した。毎回の活動で子どもに身につけてほしいスキルを考え、遊びの中に組み込むことで、子どもの成長を実感することができた。教育的ニーズがそれぞれ異なる障害のある子どもにとって、個別の支援の必要性がいかに大きいかということを学んだ。
 また、環境整備の大切さも学ぶことができた。活動が始まる前は、職員の方とリーダーで子どもたちの遊び場を設定する。ただ設定するのではなく、全てに意図を持たせた設定をする。こうすることで、子どもの遊びは広がり、さらには考え方・可能性も広がるのである。活動後の反省会では、細かくその日の活動を反省し、その反省を次への活動へと生かす。どういう遊びが必要なのか、支援者で共有することが、子どもの成長へと繋がるということも学んだ。
 最後に、保護者の方との積極的な関わりの大切さも学ぶことができた。記録や会話を通して、自分が見ているところ以外での子どもの様子を知ることができた。活動の中で不思議な行動があっても、保護者の方と情報を交換することで、それが学校で習ったことだったり、子どもの中で流行っていることだったりと、その行動の意図を知ることができたのである。何事も知ることから始まるのだと私は思う。知ることで、必要な支援を考え、それを活動に生かしていけるのである。保護者の方との協力の大切さを改めて実感することができた。
 このようにたくさんのことを学ぶことができたが、最も大きな学びは、子どものために一生懸命になることは、必ず子どもの成長につながるということだ。ここでは、職員の方もリーダーたちも、保護者の方も、子どものために一生懸命だった。子どもたちが学びの中でめいっぱい活動を楽しめるように一生懸命になっているみなさんは、本当に楽しそうだった。子どもの教育の上では、もちろん様々な知識や技術が必要であり、大切である。しかし、最も重要なのは、子どもの成長を願う強い気持ちなのだ。なごみの杜での活動を通して、改めてこのことに気づくことができ、本当に良かった。お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。

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