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蓄積型体験学習詳細
| 2wh26さんの記録 |
2008年11月18日(火) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 下町の諏訪小学校での学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 諏訪小学校 |
| 実施日 2008年5月8日~2008年11月20日 |
実施時間 実施回数:14回 実施時間:76時間 |
活動内容の概要
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① 授業の参観及び机間指導
・算数や国語など、授業に入り教師の指導の行き届かない子の指導を行う。
・算数などの丸つけなど。
② 運動会練習補助及び本番補助
・担任教師がいない場合のクラスの子どもたちの待機や準備、移動を促す。
・用具の準備、片付け。
③ 生活指導補助(給食指導、掃除指導)
・給食の配膳補助。
・掃除指導、及び助言。
④ 子ども達と生活をともにする(昼休み、読書など)
・授業の空き時間を使って、子どもたちとコミュニケーションをとる。
・安全面への配慮。
⑤ 研究授業の参観
・研究授業(国語)の参観。
⑥ 事務処理の補助
・印刷物の追加印刷など。 |
活動の総括
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諏訪小学校の実習において次の三点の成果があった。
1、地域に密着した学校作りは、教師の姿勢から作っていくことが必要であること。
2、伝統文化を守るためには、地域と学校の連動が必要であること。
3、常に本のある環境作りが、読書好き、国語好きを増やすということ。
とにかく、諏訪小学校の良さは地域と実に密着しているということである。学校全体が下町の元気そのものであるかのような雰囲気を持っている。その学校全体の元気な雰囲気は、学校が下町のど真ん中という環境的要因だけでなく、学校を作りあげている先生方によるものがとてつもなく大きいと思う。つまり、先生方が元気なのである。とにかく明るい。地域の方々が行事ごとに多く参加されるのも諏訪小学校の特徴だが、地域の方と接せられるときだけ明るいのではなく、普段から元気で明るいのである。一点目は、この先生方の姿に多くのことを学ばせていただいた。運動会のとき、長崎くんちのとき、諏訪っこくんちのとき、子どもたちよりも大きな声で応援している人、それが諏訪小学校の先生である。練習の後、授業で声がかすれていても本気で授業をされる。この姿に感動した。教師が学校の雰囲気を作るのである。
二点目について、諏訪小学校での一年の最大イベントは運動会ではなく、紛れもなく「諏訪っこくんちフェスティバル」である。長崎くんちの「宝船」や「龍踊り」といったものを、諏訪小学校の子ども達が力を合わせて演技する行事である。他の実習と重なったこともあり、残念ながら本番に参加することはできなかったが、練習風景を見ることができた。その練習風景は、他の学校で私自身一度も見たことがない風景であった。運動場、体育館、玄関ロビーという学校全体のいたるところで、一年生から六年生が地域ごとに分かれ、演技の練習を行っていた。しかも、その指導を行っているのは諏訪小学校の先生ではなく、地域の人たちである。平日の昼間に、仕事の合間を縫って多くの人が指導に来られていた。その熱の入れようは並々ではない。本気である。その数週間前に、長崎くんちがあり、諏訪小学校にも演技に廻ってくるということで、見に行っていたが、まさに大人たちの演技さながらの演技を、子どもたちが見せていた。当然、祭りのリズムが難しく、なかなか慣れない子どもたちもいた。しかし、こんなに小さいころから祭りの雰囲気を体に染み込ませていくという、その学校と地域が密着した雰囲気がとても心地よく、諏訪小学校に来てよかったと心から思った。このような学校が、もっともっと日本に多くあれば、伝統文化が廃れることはないだろうと思った。
三点目について、諏訪小学校の読書体制がとても参考になったので成果としてあげたい。諏訪小学校では、子どもたちの机に必ず一冊か二冊、常に本を用意するように指導されている。授業が早く終わったとき、テストやワークシートが早く終わって時間が余ったとき、なんらかの理由で教師が授業から離れるとき、子どもたちはすぐに机の本を取り出して読むことができるのである。本を多く読む子は、短い本ならば一日に五冊は読んでいる子がいる。とにかく、読書に対する体制作りが素晴らしい。また、二週間に一回地域のボランティアの方々が、本の読み聞かせをしてくださっている。これもとても面白く、子どもたちは低学年から高学年まで、食い入るように話に聞き入っている。これにより、子どもたちの読書に対する興味、本に対する興味が促進されているのは間違いない。国語嫌いの小学生は多いが、このような読書の体制から、国語好きを増やしていくことは必ずできると思う。
以上が、簡単ではあるが、諏訪小学校での学習支援実習の総括である。 |
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