蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

パンさんの記録 2018年6月21日(木)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 野外体験実習(諫早市立 長田小学校)
実施日 2018年6月21日~2018年6月22日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
〇活動のサポート
〇児童とのふれあい
活動の総括
1、”子どもたちの学びをサポートできるようになる”について
子どもたちと一緒に体験することで、宿泊体験学習でしか学べないこと、宿泊体験学習だからこそ学べることがあると身をもって実感した。府ラスの仲間と協力し助け合う力、挑戦する力、耐える力、周りを見る力、柔軟に物事に対応する力、コミュニケーション力など、たくさんの力をこの二日間で子どもたちはレベルアップさせることができたはずである。もちろん、普段の学校生活の中でも身につけられないわけではないが、学校という場を離れ、クラスメイトと丸々二日間一緒に過ごすことで、学ぶことはさらに増えるはずだ。また、出来ることが限られた学校という場ではあまり発揮されなかったり、他の人たちから見えなかったりするその人が持つさらなる魅力にも気づくことができる。これからの学校生活の中で自分たちのクラスが大切にしていきたいことやよさを考え、それを達成していくためのスタートとして、宿泊体験学習で枠組みを固めたのだと思う。そのような子どもたちの学びを、一方的な伝達ではなくサポートする立場として教師がすべき振る舞いを学んだ。体力や臨機応変さ、子どもたちのやる気を引き出す技術、いい雰囲気を率先して作っていくことなどである。それらはもちろんのこと、さらに子どもたち自身がお互いの長所を見つけ合い、喜びを共有するための入念な事前準備、手助けの程度を判断する力、それぞれの子どもに応じた対応力、そのための観察など、身につけるものはたくさんあると学ぶことができた。

2、”信頼関係を築く”について
私は、今回の実習において、短い時間の中でもより多くの児童と信頼し合えるような関係になることを目標としていた。そのために、まずは名前を憶えてたくさん話すようにした。終わってしまうと本当に短い時間で、もっとたくさんのことを話したかったという思いもあるが、やはりコミュニケーションをとって、お互いにお互いのことを知っていくことこそ、信頼関係を築いていく上で必要で、大切なことだと学んだ。だが、仲良くなろうとするあまり、厳しく言うべき場面で毅然とした態度を示せなかった場面もあり、友人やお姉さんではなく、教師という立場で児童と関わっていくことに課題があると感じた。

3、”小学生という時期にいる子どもたちの特性について知る”について
二日間を通して様々な活動に取り組んだが、どの活動においても、困っている人がいたら自然と誰かが手を差し伸べて助け合い、声の掛け合いがあったり、グループ活動において少数ではなく全体で話をしようとしていたり、そのように自然となっていく雰囲気がクラス全体としてあった。きっと、五年間過ごしてくる中で身につけてきた集団としての力なのだと思う。自分をしっかり持ちつつ、外に向かって思いを表現し、また、周りのことに目と耳を傾けながら主体的に行動することが高学年になるとできるようになってくるのだと今回改めて実感した。また、児童と関わる中で、何か一つのことに対して声を掛けたら、想像していた以上の動きや発言が生まれた場面がたくさんあった。一度背中を押せば、ぐんぐん自分たちで考えて進んでいく力や、個としても集団としても、どんどん自分たちで流れを作っていく力があると感じた。その力をさらに伸ばしていくための教師のサポートについて、これからも引き続き学んでいきたい。

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