蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

小岩井さんの記録 2018年5月10日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長与町立 長与第二中学校
実施日 2018年5月8日~2018年5月10日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・授業中のサポート
・生徒たちと昼食
・印刷、作業
・体育祭準備
活動の総括
1.“適切な学習支援ができるようになる”について
  今回の実習の最大の目標で、生徒自身に解かせるべき部分と先生がサポートすべき部分の判断材料を明確にすることに着目した。3年生2クラス、2年生2クラスの理科の授業の観察・支援に行かせてもらい、各学年に対してどのような授業をしていくのか、その中で生徒はどのようなことを考えているのか、見極めることが大変だった。3年生は力の合成・分解の内容で、今回の実習の中では分解の方がメインだった。合成に関しては多くの生徒がしっかり理解できていたが、分解になると、分解した力の大きさを書いていなかったり、うまく平行四辺形が書けていなかったりと、合成でできていたことができなくなっている生徒が多く見られた。その中で、早く解き終わった生徒の解答を確認し、少し解答が足りない部分や間違っている部分を教えて、そのあとの問題を自力で解けるようになるための支援ができた。行き詰っている生徒に関しては、ゆっくり教えて、2問目を一緒に解いていく形式で行い、3問目以降は自力で解いていくように支援した。生徒によって定着の早さが異なってくるため、一人一人に見合った支援が必要だと思った。2年生は原子・分子の分野で、最初のクラスは問題を解いていく形式の授業だった。一定の時間で大問を解き、時間が経ったら生徒に当てていき解答していく形式で、問題一つ一つに対してゆっくり解説を行っていた。このクラスは全員が集中してしっかり問題を解くことができていたため、授業内容に関して支援する機会は少なかった。もう1クラスの方は実験を行い、燃焼によりどのような反応が起こるのか観察していった。準備の段階で鉄3,2g、硫黄2gを測り取ることが生徒にとっては難しかったようだった。その際に発生する気体は有毒であることの注意喚起を担当の先生が声のトーンや大きさを変えて行っており、そこがポイントになると思った。実験中は生徒が主体となって行い、そのあとの考察の部分でなぜそのようになるのかを一緒に考えた。1つの考察ができると、そのあとの考察に関連付けていたため、スムーズに考察できた。
各学年で異なる内容であり、異なった学習支援が必要であることを知り、適切な学習支援が生徒によって異なってくるため、臨機応変な対応が教師に求められると感じた。参加観察実習では機会が少なくなると思うが、野外実習では特に臨機応変な対応が求められるため、今回の経験を活かしていきたい。

2.“信頼関係を築く”について
  生徒と授業外で関わることはあまり多くなかったが、朝の挨拶やすれ違ったときの挨拶、帰りの挨拶は自分からしていくと決めていたため、意識して行っていった。このことは生徒だけでなく、先生方に対しても同様で、生徒とだけの信頼関係だけでなく、先生との関係も築いていくべきだと感じた。短い期間で多くの生徒と関わることになり、クラス全員と話すことはできなかったけれど、昼食時は生徒たちの方から話しかけてくれたため、気楽に生徒と話すことができた。今後な課題としては、もっと自分から積極的に生徒と関わっていくこと、明るい雰囲気を生徒と作っていくことが挙げられるため、以降の実習に活かしていきたい。

3."中学校理科についての理解”について
  今回の実習では、3年生と2年生の授業の支援を行った。3年生に関しては、参加観察実習とどのような点で異なってくるのかを、担当の先生と話した。「常に考える」のではなく「復習はより深く考える」ことで生徒に深い理解を得させようとしている、と話してくれた。予習の段階では体験したことがないことに関しては予想にしかならないため、授業で学んだことを予想がどれくらい近かったかを確認させて、復習でより深く学んでいかせる意図があることが分かった。2年生は実験を行ったクラスがあり、中学校理科での実験は必要か不要かの議論を行った。視覚・聴覚・嗅覚・感覚を利用する授業方式になるため、普通の座学より深い学びができる、体で覚えることができるという点から、実験は必要という結論に至った。3年生の授業でも2年生の授業でも、共通して「より深い学び」ができるための工夫がなされていることが分かった。対象学年や生徒が違ってきても、教師側は生徒がどれだけ「より深い学び」ができるか、工夫した授業を考えて構成していることが分かった。今回の経験から、3年時の教育実習に活かせる部分が多くあったため、生徒のより深い学びにつながるような授業を展開できるよう、考えていきたい。

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