蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

x4z83さんの記録 2018年10月25日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 高尾小学校
実施日 2018年6月11日~2018年10月23日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付け、机間指導)
・休み時間でのふれあい(昼休み:おにごっこ、てつぼう、登り棒、おりがみ)
・給食指導(給食当番、配膳、片づけ)
・宿題の丸付け
・授業観察(研究授業参観)
・活動の準備(ラインひき、コーン立て)
活動の総括
1.「児童が互いに認め合う行動について分析する」について
 卒論のテーマである「子どもたちが互いに認め合う学級集団をつくるための教師の手立て」について視点をおきながら、児童と学級担任との授業や休み時間におけるやりとりを観察した。
 実習を通して感じたことは、児童が互いに認め合う関係をつくるためには、土台として教師が児童のことを認めることが必要不可欠であるということだ。教師が子どもの頑張りや成長、良さを認め、子どもたちに伝えることで、子どもは自身のことを認めるようになる。また、クラス全体でそのことを共有することで、周りの子もその子のことを認めるようになる。そのようにして、子どもたちは互いを認めるきっかけを手にする。
 そして、教師の介入なくとも、子どもたちが互いを認め合うことができる力を身につけるためにも、帰りの会では、友達にされてうれしかったことを発表する場が設けられていた。一学期と二学期で発表している姿を比べると、二学期の方では発表者が増え、友達の良さを見る力がついてきたように感じた。
 これらのことから、児童が互いに認め合う関係をつくるためには、教師が児童を認めること、そして手立てが必要であることを学んだ。実習を通して学んだ、多くの手立てを現場に出てからもいかしていきたい。

2.教師の言動に隠された意図について理解する
 教師の言動の意図や思いについて知るために、担任の先生にインタビューをさせていただく機会があった。その際、担任の先生は「一人一人が良さや違いを認め合える学級」にしたいという思いを知ることができた。
 その視点で教室に入ると、たくさんの教師の工夫を目にすることができた。その一つとして挙げられる工夫が、朝、黒板にかかれているメッセージだ。担任の先生は、前の日の子どもたちの頑張った様子、成長したところを黒板にかかれていた。特に、普段授業に集中できない子や注意を受ける子に向けてメッセージをかかれており、その子の頑張りや良いところをクラスの全員が知る機会が設けられたいた。
 また、子どもを褒める時の工夫も目にすることができた。よく注意をされる子どもに対しては、特にクラス全員の前でほめることを心がけていらっしゃった。クラスの子どもたちに、その子の良さについてたくさん知ってもらうためだ。また、ただ「すごいね」「よくできたね」とほめるのではなく、「4月の頃よりも、聞き方が上手になったね。背筋がぴんとのびてすてき。」というような、具体的に何が良かったのか、についてまでほめるよう意識されていた。4月から~など、その子自身の成長の過程も取り入れて褒める場面も多く見られた。また、「先生~さんの行動をみてとても嬉しかった。」のように、アイメッセージで話されることが多かった。アイメッセージで伝えることで、子どもたちは自分の行動に対して相手がどんな気持ちになるのか知ることができるとともに、相手の気持ちを考えながら行動することができるようになる。
 このように、教師の思いや信念は様々な場面で登場してきた。思いを形にし、子どもたちに伝えていくことが大切であると感じた。

3.個に応じた指導の実践を見取る
 実習に入らせてもらった学級では、特別な配慮を要する子どもが数名いた。その子どもたちに対する関わり方として、共通なことがあった。それは、クラス全員の前でその子の頑張りや良さをほめるということだ。特別な配慮を要する子は、注意されることが多々あるため、クラスの子どもたちはその一面だけでその子のことを見てしまうことが多い。よって、教師が良さや頑張りを伝えることで、周りの子どもたちもその子への見方が変わってくると感じた。
 個別の対応としては、例えば忘れ物が多い児童に対しては、その子専用のファイルを準備し、家に持って帰っておうちの方にみせるものや宿題をファイルにはさんだり、連絡帳の後ろの方にシートをはり、提出物をきちんと持ってきて出せた時にスタンプをおされていた。また、どうして忘れ物をするのか考えさせるなどさせ、解決策を一緒に考えたりされていた。
 特別な配慮を要する子は、注意されることが多く、自信がなくなることが多い、そのため、その子の頑張りを日ごろから意識して見つけ、みなの前で伝えることで、自信を持つことができ、いきいきとすごすことにつながると感じた。特別な配慮を要する子に対する対応の仕方は、その子の特性や正確によって変わってくるため、その子と過ごす時間を大切にしながら、柔軟に対応する必要があると、この実習を通して感じた。

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