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2008年12月23日(火) |
実習報告(中学生の語学力に関する観察) |
実習分野
ねらい・目的
今日、児童・生徒の学力の低下と共に、日本語力の低下が危ぶまれている。現行学習指導要領には、全体を貫く基本的な考え方として、「言葉は確かな学力をつくるための基盤で、国語力の育成はすべての教育活動を通じて重視する」とする報告をまとめていた。国語については、全体として「言語力の育成」を目指す。言語力を育成することにより、 子どもたちの思考力・判断力・表現力の向上につなげることができる。学びの土台としての国語力の育成に向けた教科の枠を超えた取り組みが必要であると考えられている。
国語科で培う「生きる力」を支える「生きて働く国語力」とは,言語事項中心の「言語の基礎的技能」を支えとして, 言語活動中心の「言語の基本的能力」を生活の中で実用的に使用する「言語行動力」である。勿論、学力は学校、あるいは授業だけで育てられるものではない。授業外教育活動、家庭学習などを通して子供の生活全体の中の教育環境を豊かにすることも大切である。今回の観察では、学校内の様々な授業や活動を見学し、国語以外の授業と国語授業、授業中と授業外活動などのそれぞれの様子から見られる生徒の語学力(特に「話す・聞く」ことに見られる語学力)を中心に、語学力、コミュニケーション力や学習意欲などを観察して行きたい。 |
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