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2007年2月28日(水) |
★まとめ★特殊学級(特別支援学級)における特別支援教育-肢体不自由教育を中心として-(肢体不自由児を対象とした特別支援教育の実践) |
実習分野
ねらい・目的
中央教育審議会特別委員会の検討により、「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」のまとめの中で、小、中学校における障害のある児童生徒への効果的な対応策の一つとして、「特殊学級」と「通級指導教室」の制度を一本化した「特別支援教室」の設置が提言された。また、養護学校在籍児の障害の多様化、重度化・重複化が見受けられるように特殊学級においても、在籍児の障害が多様化しているように思われる。そこで、今後、特別支援学級に対するニーズはどのようなものがあげられるのかを、現在の特殊学級の現場に触れることで考えていきたい。
特殊学級には、知的障害、情緒障害、肢体不自由、弱視、難聴、言語障害、病弱身体虚弱の7種類の障害種別に対応したものがある。長崎市の場合、特殊学級を設置している小学校32校のうち、26校が、知的障害か情緒障害学級のみの設置となっている。(平成16年4月のデータ)長崎市立桜町小学校は、知的障害、情緒障害、肢体不自由の3つの障害種別に対応した学級が設置されている。学校内で指導している障害種としては、長崎市で一番多い。(学校外での指導としては、北大浦小学校、坂本小学校の院内学級がある。)また、肢体不自由学級が他の障害種別の学級とともに設置されている学校も桜町小学校だけである。(平成16年4月のデータ)そこで、桜町小学校を対象として、どのような学級経営、指導方針を取られているかを学び、養護学校の総合化についても考えて行きたいと思う。 |
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