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2009年1月26日(月) |
実習2日目の記録(展覧会に向けた作品制作)(院内学級での美術的活動について) |
実習分野
ねらい・目的
長崎大学病院にある院内たんぽぽ学級には入院中の小中学生が通っている。私はこれまで長期の入院も院内学級での授業も経験したことがなく、院内学級に対しては漠然としたイメージを抱いているのみである。そのイメージとは、体を動かす遊びのような活動(歌をうたう、踊る、工作をするなど)を中心に行っているというものである。医療の現場で工作や作品鑑賞などの美術的活動は、患者の病状回復、または心の支えになりうると考えている。長く辛いであろう闘病生活を送る子どもたちにとって、そのような美術的活動がどの程度心の支えになっているかということに大変興味を持った。今回たんぽぽ学級での実習を通して以下の2点を実行し、表現活動の可能性を探りたい。
①院内学級の様子を観察し実情を知る
院内学級という特殊な環境の教育現場でどのような教育が行われているのかを観察するとともに、担当の教師の方々に通常の教育現場との違いなどを伺う。
②「作る」「見る」「触る」など工作や芸術鑑賞への取り組みと子どもたちへの効果を調べる
院内学級において工作などの制作活動や作品鑑賞が実際にどのように取り入れられているのか、どのような効果を生み出しているのかを観察・研究する。
※ また、可能であれば簡単な工作活動を企画し実践する。 |
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