臨床実習Ⅱ詳細(matsukanaさんの実習記録) |
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2009年6月26日(金) |
参加観察Ⅰ(探求型歴史授業の開発とその実践) |
実習分野
ねらい・目的
本研究は、J.S.ブルーナーの「どの教科でも、知的性格をそのままにたもって、どの段階のどの子どもにも効果的に教えることができる」という仮説に基づき、子どもの科学的探求の理論に従い、歴史事象を探求させることによって、科学的概念を形成させ、子どもの歴史認識を科学的なみ方・考え方にまで高めることができる歴史授業の有り方を実践的に明らかにすることを目的としている。
そのため、本実習では中学校・高等学校のそれぞれ発達段階の違う生徒に対して同一単元で、同一の到達目標を設定した授業を実験的に行うことでブルーナーの仮説が立証できるかどうかを明らかにする。なお、開発する教材として地域教材である「唐人屋敷」を用いて、唐人屋敷が作られた背景をもとに、抜け荷の観点から江戸幕府による厳しい貿易統制の理由を探求して、江戸時代における経済システムを考察する授業を開発する。 |
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