 |
2007年2月28日(水) |
幼小連携を進めるために(幼稚園教育における子ども理解の手法について) |
実習分野
ねらい・目的
小学校低学年では,母子分離不安や学校生活への不適応などが原因となる登校しぶりが見られることがある。本県では本年度より,子ども一人ひとりに目が行き届く教育を推進し子どもたちが抱える様々な問題にきめ細かに対応するため,小・中学校の特定の学年で少人数学級編制を実施している。小学校第1学年では,幼稚園や保育所と同じ程度の人数で小学校生活をスタートさせ,基本的な生活・学習習慣を身につけられるように,1学級30人編制となっている。小学校第6学年,中学校第1学年については,思春期のはじまりや中学校の新しい環境による不安や悩みなどにきめ細かに対応するため,1学級35人編制である。このように,小学校入学あるいは中学校入学時における児童生徒の精神的負担を軽減する措置がとられるとともに,教師にも幼小及び小中の連携を推進することが求められている。
そこで,本実習により,幼稚園教育における子ども理解の手法を学び,小学校における児童理解に生かしたいと考え,上記テーマを設定した。 |
←戻る
|
|
|
|