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2010年9月17日(金) |
本実習 5日目(7、8、9回目の授業含む)(高等学校における古典指導~文法事項を中心に~) |
実習分野
ねらい・目的
平成18年12月の教育基本法改正の流れを受け、あらゆる校種の学習指導要領の改訂が行われた。高等学校国語科においてもその一部が改訂され、殊に〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕の新設は、小・中・高全ての校種で古典の指導が行われることを意味しており、その過程の中での高等学校における古典指導は、従来以上に重きを置かれることとなったと言える。
この状況を踏まえ、高等学校の教員を目指す身として、古典の指導方法を学びたいと考え、実習を希望した。とりわけ、「古典嫌い」を大量生産すると言われる古典文法の指導を如何に行うべきか、この点が私にとって大きな課題である。文法事項は、小・中の学習段階ではほとんど取り扱うことがないため、古典文法の学習で躓きを抱える生徒が多いと聞く。今回は、その文法事項の指導を中心に、古典分野の授業観察を行っていきたいと考えている。
具体的には、現職の先生方の古典及びそれ以外の現代文等の授業の参観を主とし、また、年間指導計画に沿った形で、2時間程度の授業実践の場を割いて下さる予定であるため、自らの専門である古典の指導に当たりたい。教材については、年間指導計画に依って、『枕草子』を取り扱う予定である。
以上の内容を、今後、長崎南高校の国語科の先生方と詳細を検討しつつ、行っていきたいと考えている。 |
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