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2010年11月10日(水) |
生徒の社会理解を促す社会科授業の在り方について③(生徒の社会理解を促す社会科授業の在り方について) |
実習分野
ねらい・目的
本実習の目的は、生徒の社会認識を科学的な見方に育てるための社会科指導について実践的に検証する。実習内容は主に以下の事項。
・生徒の社会認識の状況を把握・研究する
・科学的社会認識を育てる指導方法、教材開発をする
・開発した授業を実践する
・授業実践の指導の効果について評価をする
授業の教材は「日本企業の中国進出と中国の経済成長」「グローバル化の中国の影響」を取り上げる。現在の国際社会はグローバル化の進展が著しくすべてを網羅的に学習するには限界がある。教科書や最新の研究では貿易や外国人労働者といった視点から経済のグローバル化を学ばせる教材がある。しかし、生徒の身近な問題としては捉えにくく生徒ら自身がグローバル化している現国際社会を生きていることには繋がりにくい。そこでユニクロ製品など生徒の身近なものからそれが中国(世界の工場)で作られているといった世界的な社会的事象につなげ、なぜ中国でつくられているのかを学ぶことは世界の資本の流れや経済を動かす企業体制を理解でき、経済のグローバル化を別の視点で学習できる。授業実践を通じてこの教材が学校教育で生かすことができるものかを検証していきたい。
また、貴校において生徒理解や生徒への対応や指導など現場でしか学ぶことができない学校教育の現状を学びたい。 |
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