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2008年10月17日(金) |
照明班における活動の観察②(文化祭に向けた「総合的な学習の時間」における生徒の活動の研究 ー生徒の創作劇への取り組みを中心にしてー) |
実習分野
ねらい・目的
鳴北中学校文化祭は,生徒にとって体育大会と並んで最も大きな行事の一つである。特に3年生にとっては,自分たちが主体的に関わる最後の行事との認識が強く,例年,生徒自身が主体的に選んだ内容に従って活動している。
今年度は伝統的分野として和太鼓,創作的分野の舞台発表として創作劇,創作的分野の展示発表として美術作品制作の三つに分かれて活動した。その中の創作劇制作において,役割分担別の班及び個々の課題とその解決を図る過程を観察し,それらに対する指導の在り方と用いる手だての有効性について確かめたい。
第3学年は,生徒数75名であるが,創作劇制作には32名の生徒が参加し,生徒自身で話し合った結果,地元時津に関係の深い,「26聖人」をテーマとした創作劇に取り組むことに決まった。また,役割分担として,脚本・舞台監督・役者・大道具・小道具・照明・音響の各班に分かれて活動した。
実習は創作劇制作並びに発表の過程に従い,下記の観点を中心に,生徒の活動・教師の指導の在り方についての観察・検討・確認を行う。
・生徒の文化祭発表に向けた,担当別の段階を踏んだ自主的な活動及びその変化の観 察と,各活動に対する適切な指導の在り方。
・活動の行き詰まり時において,生徒自らが克服する姿と教師の効果的な助言の在 方。また,助言後の生徒及び生徒の活動の変化の観察。
・発表当日の,生徒の活動の観察と助言の在り方。 |
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